総累計を記録することは習慣を継続するための強力なサポートになる!

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習慣を継続するときには記録することは欠かせません。

今日はできたのか、できなかったのかを「○×」や「数値」などの目に見える形にすることで達成感が湧きますし、継続するモチベーションにもなります。

人間、目に見える成果がないと続かないんですね。

習慣化のためには1週間単位、1か月単位で考えていくと良いと考えてはいますが、今日は習慣を長く継続させる強力なサポーターになる「総累計」の考え方について書いてみたいと思います。

総累計を記録することは習慣を継続するための強力なサポートになる!

1週間単位、1か月単位のカウントだとリセットされる

1週間単位、1か月単位で記録していくと週や月が変わったときにはそのカウントはリセットされてしまいます。数字が0になってしまい、翌月はそこから始めることになります。

例えばランニングで1か月に100km走ると決めたとします。達成できなければまた来月チャレンジしようと思えますが、問題なのが達成できたとき。

100km走って達成したにもかかわらず、次の月に0kmの状態から始まります。習慣の軌道に乗り始めたころというのはこれが意外とキツい。

「せっかく1か月やってきたのにまた最初からかぁ」と思ってしまうんですね。ですから月によって数字にバラつきが出てしまいます。

気持ちがリセットされて新たな気持ちで取り組めるメリットがあると同時に、0から積み上げることにプレッシャーを感じてしまうというデメリットもあるんですね。

リセットされない「総累計数」を積み重ねる

比較的短い期間の数字を意識すると同時に、リセットされない、数字が減らない総累計についても数えていくと大きな原動力になります。

いままでの累計や今年の累計数を知ることで、振り返ったときに「こんなにもやってきたのか」と思えます。

メジャーリーガーのイチローのヒット数と同じ考え方ですね。イチローは上がり下がりする打率ではなく、安打数にこだわっています。

それは減ることがないからなんですね。打率だと打たなければ下がっていきますから、打席に立ちたくないと思う日もあるそうです。

しかし、安打数にこだわることで1本1本積み重ねようと思うことになりますから、打席に立ちたいと思えるそうです。

習慣を継続するのも一緒で、1週間単位、1か月単位が打率なら、総累計というのは安打数になります。これを積み重ねる。

ここに達成感を得ることができますし、行動を継続するモチベーションにもなります。さらにもっと続けよう、質を高めようと思えます。

決して減ることがないので、継続するための強力なサポートとなる!

この記事を書いている時点では、ぼくは次のような数字になっています。

減らない数を管理することで、こんなにやってきたんだと達成感が湧くと同時に驚きもします。

数が増えることを楽しめるようになったら習慣化の達人の域に達することができますね。

やるかやらないかとか関係なく、ずっと視線を固定したままにできる、そんなイメージです。

これから習慣化するのであれば、短期間の記録を、習慣を長い間継続していくのであれば、長期間の累計数を積み重ねる。この記録の管理については継続する強力なサポートになります。