2018年11月に発売された新型の「Kindle Paperwhite」。防水機能が搭載され、少しだけ薄く、そして軽くなるなど性能が向上しています。
▷防水仕様の新しいKindle Paperwhite。さらに薄く、軽くなって読書が楽しくなる
僕が購入したのは12月だったので使い始めて1か月が経過しました。
ほぼ毎日のように「Kindle Paperwhite」で読書をしているのですが、前のモデルからどのように使い心地が変わったのかなど使ってみて分かったことがあるので紹介したいと思います。
前のモデルから買い替えを考えている人の参考になれば幸いです。
新型Kindle Paperwhiteを1か月使ってみた感想
ブラックも悪くない
まずもっていえることがブラックもそこまで悪くはないということです。
今回の新型の「Kindle Paperwhite」は「ブラック」しか選ぶことができません。
ガジェットや小物はホワイトやシルバーが好みの僕としては、前のモデルでは「ホワイト」を使っていただけにこのブラックしかないことを残念に思っていたのですが、実際に使ってみると黒色の「Kindle Paperwhite」もいいんじゃないかと思うようになりました。
▷本当に紙の本のようで驚いた! 真っ白な「Kindle Paperwhite」【レビュー】
黒色なので本体が引き締まって見えるのでカッコいいです。ベゼルが黒色でページが白色というのは最初の頃は違和感がありましたが、慣れると本の内容に集中するのでベゼルが黒色だということは気にならなくなりました。
ブラックも良いですね。
薄くて軽い
前のモデルと比較して厚さは約1mm薄く、重さは23g軽くなっています。数字で見ると大した違いではありませんが、実際に手に持ってみるとその違いはすぐに分かります。ひと回り小さくなっているのが分かりますし、軽くなっていることが体感できます。
さらに片手でラクラク読書ができるようになりました。これはうれしいですね。
タップしやすくなった
新型の「Kindle Paperwhite」ディスプレイとベゼルが一体となり、ベゼルとディスプレイの段差がなくなったのでタップしやすくなりました。
前のモデルだと段差があったのでディスプレイをタップしようとしたら指がべセルに触れることがあったので、少し違和感がありました。
段差がなくなってスッキリしたのが見やすいですし、操作しやすくなりました。
新型Kindle Paperwhiteの惜しいところ
「起動中」の文字が表示されるようになった
スリープ状態から起動しようとして電源ボタンを押すと「起動中」の文字が表示されて、本を読むまでにほんの少しだけ時間がかかるようになりました。
いつでもどこでも手軽に読書できるのが「Kindle Paperwhite」の一番の良いところなのにちょっと残念だなと思います。アップデートで改善されないものですかね。
汚れが目立つ
本体が黒色というのもあり汚れが目立ちます。背面がマットな質感なので指紋などが目立ちますし、ディスプレイのべセル部分は手で持つので汚れが目立ちます。
これは仕方がないかなと思うのでこまめにウェットティッシュで拭いています。
防水機能は出番なし
新型の「Kindle Paperwhite」の一番の売りである防水機能なんですが、僕にとって今のところ出番がありません。そもそも水にすら濡らしていません。
僕の現在のライフスタイルとしてお風呂で本を読まないので防水機能の恩恵は受けていません。残念。
まとめ:新型Kindle Paperwhiteは素晴らしい端末。でも待っていいんじゃないか
「買いか?」と聞かれたら、諸手を挙げておすすめできないのが正直なところです。悪いからというわけではなく「待ち」だということです。
最新機種が欲しいとか、防水じゃないと絶対イヤだ、とかでない限りもう少し待ってもいいのかなと。
「11インチiPad Pro」にもいえることですが、消費するコンテンツ自体は同じなので、価格に対して劇的に変化するかといったら僕の場合、お風呂で使わなかったのでそこまでの変化はありませんでした。
▷11インチiPad Proを1週間使ってみた感想【レビュー】
次のタイミングで「ホワイト」が出るまでとか、モデルチェンジしてベゼルがもう少し薄くなったら買うとかそれでもいいんじゃないかと思います。
ただ、僕は買って後悔はしていませんよ。薄く軽くなっただけでずいぶん本が読みやすくなったと感じていますし、相変わらず「Kindle Paperwhite」で本を読んでいるので買って良かったと感じています。この薄さ、軽さで本を数千冊持てるってすごいじゃないですか。
新型が発売されたこのタイミングじゃないとブラックモデルは手にしなかったでしょうし。そういう意味でも買って良かったなと。
もし、新型を購入されるのであれば定価で購入するのではなく、キャンペーンの時期に値引きされるのを待ってから買うことをおすすめしますよ。