以前、テレビでコント番組を観ていたときに、スタジオセットの中に興味深い言葉がありました。
ふと思い出したので紹介してみたいと思います。
「才能を私物化しない」
そのセットはオフィスだったわけなんですけど、社長室があり、「才能を私物化しない」と掲げられていました。
これを見てぼくは才能は個人のものなのにそれを「私物化」してはいけないという考え方が印象に残りました。
才能とは生まれ持った能力
才能とはなんでしょうか。
一般的に考えられるのは、生まれ持って得た能力のことです。
もともと運動神経がいい、絵を描くのが上手い、歌うのが上手い、物覚えがいいなど。
こういった先天的な能力を才能といいます。
人より秀でたものがあれば「才能」と広く捉えることとします。
その才能は誰のもの?
才能は果たして誰のものなのでしょうか。
自分の得意なことですから、自分が満足するために使えればいいでしょう。
運動神経がよければ、スポーツで活躍できます。
音楽が得意だったら、ずっと演奏していればいいわけです。
しかし、「果たしてそれでいいのか」ということが考えさせられます。
私物化しないとは
私物化とは、自分だけのものにするということです。
独り占めにする。
周りと共有しない。
みんなのおもちゃを自分だけのものにする。
しかしそれをしてはいけないのです。
それは、周りと共有するためです。
自分に与えられた能力というのは、天から授かったものだという考え方があります。
あくまで自分に何か役割が与えられていて、それを全うするため。
つまり、人の役に立つことが必要なわけです。
ある意味才能とは、公共の財産ともいえます。
「才能を私物化しない」とは
自分の得意なことで人を喜ばせること。
もっといえば社会のために使うこと。
もし得意なプレゼンが得意で、人に何か伝えることが好きであれば、それに関する職業に就くことができます。
一番理想なのが、自分が得意な職業に就くことです。
自分の才能を活かせば人に喜んでもらえて、お金がもらえる。
文章を書くのが好きであれば、趣味でずっと何か書くより、小説家になったり、ライターになったりすることもできます。
まとめ
せっかく自分が得意な能力があるにもかかわらず、社会に役に立てないともったいないわけです。
別に職業に就かなくても、自分の得意なことを人に教えることでもいいと思います。
情報発信していけば、もしかしたら新しい何かができるかもしれません。
自分の得意なことで人に喜んでもらいましょう。