モノってあふれがちですよね。
つい衝動買いしてしまったり、結婚式の引き出物などのもらいモノが増えたり、意識していないとモノって増えてしまいます。
そこで今日は、ぼくが考えているモノを持つ基準について。
そのモノをどれくらいの頻度で触るか
ぼくはできるだけ不要なモノを持たないようにしています。
できるだけシンプルな生活を好んでいますので、あまりモノが多いと気持ちが「ずん」ってなってしまうんですね。
断捨離や片づけの魔法についての本を読んだことはありますが、ミニマリストの本を読んだことがないので、自分がどれくらいのレベルなのかはわかりませんが、所有しているモノは少ない方だと思います。
参考:モノへの執着を手放そう!『新・片づけ術 断捨離』やましたひでこ著
ここでぼくが意識しているのが、「それをどれくらいの頻度で触るか」です。
極端なことをいえば、1日1回触るかどうかがです。
この「1日1回触れるかどうか」が重要な判断基準になります。
毎日触るということは、それだけ毎日の生活で必要不可欠なモノでもありますし、なくては困るというものです。
例えば、財布や家の鍵、iPhoneやMacBook Air、ペンや手帳などですね。
こういう生活必需品は当然ないと困りますので、持つのは全然問題ないです。ただし、複数持たないように、ひとつだけで十分。
ここで考えたいのが、1日1回は言い過ぎだとしても、数か月あるいは1年間に1回しか触れないようなモノです。
こういったモノは極力持たないようにしたいと考えています。
例えばバーベキューセット。
毎年夏にBBQ!をやるのはいいのですが、ある年は面倒臭いからしなかったと収納の奥に眠っている。
それくらいであれば、手ぶらでバーベキューすることもできますし、レンタルすることもできます。使用頻度が極端に低いモノは持たない。
小物でいったら、ペンなどがそうです。
ぼくは何種類もペンを持ちません。職場に2本、家に2本だけ持っています。
フリクションボールの0.5mmと0.38mmの青色のみです。
これ以外は、色を分けるとか、太さを分ける、メーカーで分けるなどはしていません。
最低限のモノを使って、なくなったら次を買う。そうしています。
食器も最低限にして、同じ食器を毎日使うようにしています。日によって変えたりすることはしません。
それ以外は持たない。コップもカップと湯呑の2種類だけですね。
しばらく読まなかった本は、思い切って捨てるようにしています。
問題なのは、本棚から溢れんばかりの本を持ってしまい、どこにどんな本があるか分からない状態。これが問題だと思っています。
片づけをしていたら、「そうそう、そういえばこんな本あったなあ」と思うことがあるとしたら危険信号です。
そういう本に限って内容を覚えていないものですし、かといってもう一度読み返さない。
何か月も読んでいなかったら、この先も読まない可能性が非常に高い。
それならば、Amazonですぐ買えますので必要になったときにもう一度買うようにしています。ただし、ほぼ毎日触れるような本は大切にしています。
「家のどこに、何が、いくつあるか」をイメージできるか
もうひとつが「どこにあるか、何個くらいあるかイメージできるか」です。
この記事を読んで、パッと家の中の様子をイメージしてみて、モノがどこに置いてあって、何が、何個あるか言えるでしょうか。
もし、これをイメージできないようであれば、カオスな状態であれば、明らかにモノを持ち過ぎの状態です。
これがすぐに出てこないようだとぼくは危ないと思っています。
例えば、消耗品のストックをしすぎるとそれが把握できません。
把握できないということは、たくさんあった「つもり」でも、いつの間にかなくなってしまい、使おうとしたら「あれっない」なんてことになりかねません。
結果、緊急対応的に買いに行かなければならなくなることもあるでしょう。
多くを持ちすぎると置く場所にも困りますし、管理が面倒なんです。
ですから、把握できない、管理できないモノは持たないようにしています。
このイメージできるかって重要だと思っています。実際にその収納場所を見てはじめて状態がわかるというのはなくしていきたいところです。
これがモノを持つ重要な基準なんだと思っています。
おわりに
必要最低限といったら、とてもストイックな生活を強いられるのでないかと思われるかもしれません。
あくまで、モノは自分を支えてくれるためにあるので、必要なときにすぐに出てこないといけませんし、把握できず、死蔵されてしまうのもモノの存在価値がなくなってしまいます。
いちいち何が何個あってとかリストを作る必要はないと思っています。さすがにそこまでやると息が詰まるんじゃないか。(でも作ってみたい気持ちはあります。)
毎日使うようなモノはこだわるようにしたほうがいいです。
ちょっと値が張るようなものでも思い切って買って、ガンガンに使い込んだ方が楽しいんじゃないかって思います。
自分が持っているモノを把握できるということは、モノの価値を十分わかっているということでもありますし、モノを大切にすることにつながるんじゃないでしょうか。