GTDにおける「週次レビュー」というものは、頭の中を空っぽにするために再びワークフローに従って分類していくもので、週1回はやりましょうというものです。
それにならってタスク管理界隈では、週次レビューフィーバーが起こっているんですね。
ひそみに倣って、ぼくもやっているわけですが、それを繰り返しやっている上で、何のためにレビューをやっているのか考えていることを書いてみたいと思います。
レビューはあくまで試行錯誤するため
1日(1週間)を振り返ることで、改善すべき点を見つけ、少しでも向上していこうとするものです。つまり、試行錯誤をするためですね。
やろうとしていたこと(タスクリスト)を上手にできたかをチェックして「しめしめ」と思うだけで、明日(来週)も同じことを繰り返しているだけでは意味がないと思っています。
やりっぱなしで「俺は過去なんて振り返らないぜ!」と言えば、聞こえはいいのかもしれません。
しかし、それだけだと、本当にそれでよかったのかどうかはわかりません。
もっと上手にできることがあったのではないか、別なやり方もあったのではないか。そんな気づきを得ることができるかどうかです。
「あちゃー」と思うようなミスがあれば、次回は注意しようと思えます。
これが喉元過ぎればなんとかのように、終わったらそれでオッケーだと思っていると、また同じような場面に出くわしたときに同じ陥穽にはまってしまいます。
そうならないためにも、振り返るべきポイントを明確にし、そこでうまくいった部分、そうならなかった部分を意識し、発見することで次につなげようとしているわけです。
明日をより良く
PDCAサイクルという言葉を聞いて久しいわけですが、本当にサイクルが回っているものか甚だ疑問を感じるときがあります。
まずは個人レベルで回せるようになってこそのものだと思うので、この試行錯誤していく習慣を身につけたいと常日頃思っています。
明日をより良く。
明日をより良く。
レビューはあくまで試行錯誤するためにやるんですね。