1年を振り返ろう!年次レビューの方法

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12月は1年を締めくくる月ですから、この1年間を振り返ってみたいところです。

1年間というのはあっという間に感じるものですが、365日もありますので、1日1日を見ていけば、いろいろなことがあったわけですから、意外と長かったなぁとも思えます。

そこで今回は1年を振り返るための「年次レビュー」の方法について紹介したいと思います。

1年を振り返ろう!年次レビューの方法

1.ベスト10の本を読む

まず最初にやりたいことが本を読み返すことです。

復習の意味を込めて、今年1年間に読んで良かった本を10冊選び、それを読み返していきます。

理想をいうと、自分の持っているすべての本を読めたらいいのですが、それだとさすがに時間がかかりすぎるので、自分の気に入った本だけを読むようにします。

もちろん10冊もあれば、それなりに時間がかかりますので、ドッグイヤーしたページや付箋を付けたページを中心にさらっと読み、内容を思い出したり、確認したりします。

ベスト10に選ばれるくらいの本ですから、それを読み返せば、来年に向けて「やるぜ!」という気持ちになります。

2.本・雑誌・紙の資料を捨てる

新年を気持ち良く迎えるために、不要になったモノは捨てるようにしましょう。

特に本・雑誌・紙の資料はたまりやすく、保管場所にも困ります。

もちろん、日頃からたまらないようにこまめに捨てていれば問題ないのですが、タイミングを失して捨てられずにいると、どんどんたまってしまいます。

ですから、この年末のタイミングで思い切って捨てます。ほとんど読み返さないことになりますので、気に入った本など以外は基本的に捨てて構いません。

特に紙の資料は全部捨てるようにしています。モノを減らせば気持ち良く新年を迎えることができますよ。

3.メルマガの購読を解除する

1年の区切りとしてメルマガの購読を解除します。最初は思いつきで登録してはみたものの、あとは惰性で送られ続けているものが多いものです。

届いたら必ず熱心に確認するもの以外で、あまり内容を見なくなったものであれば、購読を解除しましょう。

こうするとお気に入りのものしか送られてきませんから、メールボックスもスッキリします。

4.Feedlyの登録を解除する

Feedlyも同様にあまり見ないものは登録を解除します。

少しでも気になるものであれば、どんどん登録するので莫大な数になるものです。

これも惰性で続けるのはどうなのかということなので、いったん解除して、また必要に応じて登録すればいいと思います。

5.タスクリストのタスクを削除する

年末はタスクリストを見直す絶好の機会です。

ルーティンのタスクであれば、普段から実行しているので問題ありませんが、タスクリストに入っているのに実行されないまま残っているタスクが問題です。

流すことがクセになってしまっている嫌なタスクですね。

スリムで筋肉質な実行力あるタスクリストにするために、やろうと思っていたけど手付かずのタスクについては削除してしまいましょう。

最低限のスッキリとしたタスクリストにすることで頭もクリアになりますし、実行力も高まります。

6.手帳を読み返す

手帳は自分の予定・活動を司るものですから、この1年間の予定を振り返るために手帳も読み返します。

この時期にはこんなこともあったんだと思い出すこともできますし、この時期は手帳がスッカラカンだったのは、忙しくて余裕がなかったんだなとか、いろいろ自分のことがわかるものです。

1年の予定として把握できているものであれば、翌年の手帳に書き写します。

それからこの時期に注意したいこと、心がけたいことなども申し送りしておけば、来年の自分が慌てずにすみます。

7.レポートを読み返す

日々の活動は日次・週次・月次でEvernoteにレポートとしてまとめています。

これらは手帳に書いたスケジュールとは異なり、日々の記録・日誌・所感などが綴られています。これらについてもササッと読み返します。

ここについては思い出を振り返るということではなく、何か気づきがないかと目を光らせるイメージです。

レポートを作ったときと、年末のこの時期とで読み返すとその解釈は大きく異なります。より時間が経つと自分を他者の目線として冷静に分析できるものです。

ですからより冷静になった目で振り返るとレポートを作ったときよりも学びが多く、次に活かせるアイデアが思いつきます。

8.ブログ記事を読み返す

1年間でどんな記事を書いてきたか振り返りをします。

ブログは自分の考えをまとめた場所でもありますので、どういったことを考えていたのか、なぜこのやり方を勧めていたのか、以前の自分の考えを知るのも楽しいものです。

記事を書いたときとは状況が変わっていたり、考えが変わっていたりしますから、そこからもう一度現在の考え方を記事にまとめてみるのもいいですし、当時の自分が良いと思っていたけど忘れてしまっていたことを思い出すにもつながります。

9.日記を読み返す

日記はレポートとは異なり、自分がどう感じたか、その感情を残しているものですから、これを読み返すとその時の感情がよみがえります。自分を振り返るにはうってつけのものです。

10.年次レポートを作成する

これらのさまざまな振り返りを経て、年次レポートを作ります。この1枚を見れば、その年のおおまかな活動がわかるものになります。これは主な出来事やできことなどをピックアップして作ります。

こうすることでこの1年がどんな年だったかわかりますし、できなかったことなどについては翌年に申し送りして、翌年こそは達成できるように計画を立てることに役立てます。

まとめ

以上が年次レビューの手順になります。

自分を振り返ると同時に、身の回りを整理整頓することで気持ちをリセットし、新たな気持ちで新年を迎えられます。

普通、なかなか1年間を振り返るということはしないと思います。だから毎年同じことの繰り返しになるんではないでしょうか。

しかしこうやっていくつかのステップを踏み、自分の活動を振り返ってみると、改めるべき部分もありますし、新しい発見があるものです。

そういったことを翌年につなげていけば、少しでも進歩できるんではないでしょうか。