『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』という本を読んで、その中に書いてるメモ書きを1か月続けてみました。
このメモ書きはやってみると効果がありそうだなと感じたので、現時点で感じた変化を書いておきます。
ゼロ秒思考のメモ書きを1か月続けて感じた3つの変化
「ゼロ秒思考」というのは簡単にいうと、1分間でテーマに沿ったことを箇条書きにしていくものです。紙とペンさえあればいつでもできるのでとても簡単です。
1.集中できるようになる
ゼロ秒思考の特徴の1つが1分以内で書き出すということです。その時間内に1枚4〜6行、各行20〜30文字書くことになるのですが、この1分間という制約があるので、なんとかして書き切ろうと思うようになります。
そうすると、ゼロ秒思考におすすめのボールペン「Vコーン」を持つと「モード」が変わります。思考が研ぎ澄まされ、紙1枚に向かって自分の考えをブチ込めるようになります。
1分間という短い時間なので普段はない感覚。学校のテストの答案用紙に相対するような感覚です。
そうやって集中できるようになりました。
2.言葉がすぐが出てくるようになる
自分の頭の中だけで課題に対する答えを出そうとすると、なかなか出て来なかったり、単一的なものしか思い浮かばないことが往々にしてあります。
ゼロ秒思考を始めたばかりのころも言葉がすぐに出て来ませんでした。
でもメモ書きを続けていると、テーマに対して言葉がスラスラ出てくるようになります。
一気に書き上げることになるので、その連続性の中で思いもよらなかった考えが出てくることがあります。「こんな方法もあったのか」「自分はこんなことを考えていたんだ」と。
文字にすることでより別な視点で物事を考えられるようになります。
3.テーマを持つようになる
ゼロ秒思考では1日に10枚書くことを推奨されているので、ある程度のテーマを持っておく必要があります。
その都度思ったこと、気になることがあればどんどん書き出すのですが、それでもテーマが思いつかないことがある。
だからそういうときのために、普段からゼロ秒思考で書けることはないかとアンテナが立つようになります。
特に多いのが現状感じている課題ですね。イラッとしたことやモヤッとしたこと。
なぜかうまくいかないことがあるときにゼロ秒思考をやると、いまの自分にできることが浮かび上がるので、より現実的な解決方法を見出すことにつながります。
ブログを書いているといろいろなことに対してアンテナが立つものですが、それは割とざっくりとしたものです。
でもゼロ秒思考だとより具体的、現実的なことを考えるようになるものです。それは差し迫った課題を解決したいという意識が働くからなんですね。
何かを感じながら日々過ごすことができるようになります。
まだまだ奥深いゼロ秒思考はやってみる価値あり!
ゼロ秒思考はまだ始めたばかりなので、そうはいってもまだまだテーマによってはなかなか筆が進まないことがありますし、思考が浅いと感じることの方が多いです。
そしていまだに1分以内で書き切れたことがありません。いつも1分を余裕で超えてしまいます。
でもトレーニングの一貫だと思ってやっていればもっと上手になるんではないでしょうか。
この書き出す習慣というのは意外とあなどれません。アイデアや解決策が出てくるので、ブログを書くことにも役に立ちそうですし、まだまだ奥深いですね。
書いていると純粋に楽しいので、今後も続けていきたいですね。