ぼくの好きな雑誌「BRUTUS」。
「読書入門」特集だったので、思わず手に取ってしまいました。この表紙のデザインが好きです。
入門ということで、いろいろな本が紹介されていました。
本はひと箱分しか持たない
「タクラムデザインエンジニアリング」の田川欣也さんは、ひとつの箱に20冊だけ本を保管しています。
箱に入る分しか持たないわけですね。
本は買えば買うほど増えます。すると保管場所に困りますよね。
家が広ければいいのですが、住宅事情もあります。
電子書籍という方法もありますが、やっぱり紙の本が読みやすい。
効率的に減らしていくしかありません。
そのためには収納を「これだけ」って決めてしまうわけですね。
本の冊数は決まってきますし、残す本は厳選されます。
箱ってのがいいですね。無印良品の硬質パルプの箱を使っているそうです。
自分で考えているか
読書をしていると思考していると思いがちですが、本は著者の考えが書いてあるだけであり、自分が考えているわけではありません。
自分の意見や感想を吐き出す必要があります。
最近では出版業界も不況ですから、内容をわかりやすく、買ってもらいやすいようなタイトルが多いです。
「仕事がデキる人の25の習慣」など、本に書いてある行動を習慣化すれば、「あなたも優秀なビジネスパーソンになれますよ」というものです。
確かに本に書いてあることを実行するだけで、ある程度はよくなるでしょう。
しかし、問題はそこからです。
なぜその行動習慣が重要なのか考える必要があるわけです。
咀嚼して自分で考える必要があります。
まとめ
書店員が紹介するポップもあります。課題図書もあります。
ほとんどビジネス書しか読まない人間としては、幅を広げていきたいと思わせるラインナップでした。