本を読んで理解できなかったらしばらくしてもう一度読んでみる

読書読書

世界中でベストセラーになっている『7つの習慣』を久しぶりに読んだことは前回書いたとおりです。とても良い本でした。

参考:人生を成功に導く原則『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー著

実は最近1年くらい全然読んでなかったんですが、今年に入って久しぶりに読んだら、思っていたよりも内容をスッと理解できて自分でも正直びっくりしました。

正直、1年前に読んだときにはそこまで理解できていなかった。それ以前についてはなおのことです。

7つある習慣のその意味はわかっていても、その詳細であるとか、習慣に関する周辺情報が自分の中に落とし込めていなかったんですね。

でも久しぶりに読んだら、本の中で使われている用語も理解できましたし、何しろコヴィー博士の説明している流れをイメージできるようになっていたのが大きかったです。

そこで気づいたのは、本を読んで内容がわからなければ、数ヶ月後、あるいは数年後にもう一度読んでみるということです。

読解力レベルが上がるので難しい本も読めるようになる

本を読んで内容が理解できないのは、自分の読解力のレベルが足りていないことや、内容を理解できるだけの知識がないからです。

ぼくは難解な『7つの習慣』を咀嚼できるだけの理解力がなかったんですね。

その数ヶ月や数年の間に、別の本を読んだり、仕事や勉強などで知識を増やしていったりして、考えることを繰り返していくと、自分のレベルが上がります。

内容が簡単なビジネス書を読んだり、ちょっと歯ごたえのあるハードカバーの本を読んで自分の読解力を上げるイメージですね。

まるでゲーム「チョコボの不思議なダンジョン」でチョコボが魔法の本を読んだら読解力のレベルが上がるのと一緒ですね。昔はまりました。

経験を積んでいくと不思議なことに、一通り読んだけど理解できなかった本や、途中で読むことをやめてしまった本をもう一度読んだときに、理解できるようになっているんです。

本に書いてある内容は変わらないのにです。

それは、自分自身が成長してレベルアップしたということです。あら不思議。

おわりに

こうやって自分の成長を感じることができるのも読書の醍醐味です。

ですから内容がわからなかった本でも、捨てたり売ったりせずにとっておきましょう。

しばらくして読んでみると内容を理解できますよ。

ぼくも過去に挫折した本がたくさんあるので、あらためて読んでみるのも良さそうです。