三日坊主の代名詞といえば「日記」ですね。
雑誌や書籍でもおすすめの習慣として紹介されていますし、毎年文房具売り場には手帳と並んで日記帳も置かれています。
参考:毎日をハッピーに!『あなたの夢を叶える「100年日記」』コボリジュンコ著
日記を書き始めたい人は多いはず。
でも続かない。
なぜ日記を書き続けることができないのでしょうか。
白紙から始めると続かない
小学生のころを思い出してください。
小学生の日記といえばノートに書きます。
ノートは白紙ですから、白紙の状態から書き始めなければなりません。
遠足や運動会などの行事があれば、その日の出来事を書きやすいものですが、毎日行事があるわけでもありませんし、大体は同じ日の繰り返しです。
するとだんだん書くことがなくなってきます。結果「昨日と同じ」なんてことになるんですね。
こういった経験を積み重ねているせいか、「白紙の状態から書くのが日記」だと思っている人は多いです。
そのため日記は苦手というイメージを持ってしまいます。
市販の日記帳も罫線だけですし、ご丁寧に日付まで入っているものもあります。これが逆にプレッシャーになってしまい、「書かなければならない」と思ってしまいます。
これから日記を書き始めたい人にはとてもハードルが高いですね。だから続かない。
ではどうしたらいいのでしょうか。
テンプレートを使うと続けることができる
最初に書くことを決めておき、それに答えるだけの形式にするのです。
つまり日記をテンプレート化することです。
例えば「今日一番楽しかったこと」と問われたら、今日の出来事の中で楽しかったことは何かとフォーカスすることになります。
問いがあれば、その問いに対する答えを探し出すことになるので、筆が進みやすくなります。
これが白紙の状態からだと、「何を書こうかな」となるのでなかなか浮んできません。白紙のページを目の前にして悩んでしまうことになります。
しかし、1つの問いに対してフォーカスすることで自分の中の答えを出しやすくすることができます。
おわりに
白紙から書くのが日記だと頭の中で思い込んでいるものですが、こうやってテンプレート化してそれを埋めていくことも日々の出来事やそれに対する感情を記すわけですから、立派な日記です。
日記に対する考え方を変えると取り組みやすくなります。
日記を書くハードルが下がるので書きやすくなります。これでぼくは日記を書き続けることができています。
問いを定期的に変えてもいいですし、問いを増やしてもよいでしょう。