ベストプレイス・マイポジション~モノの定位置を決めるとモノが無くならない~

星星

昨日、職場で隣の席の先輩が出勤してくるなり「自転車の鍵がない!」とデスクの引き出しを探し回っていました。結果として職場のデスクにはなかったので「こりゃ家にあるな」ということで一段落した模様でした。

さて、ぼくの特技の1つが「モノを無くさない」ことです。これは、小物のような小さなモノも無くしたことがないということです。それこそ小さなクリップもです。

直近でモノを無くしたのは5年前のことですが、その時無くしたのは、当時使っていたガラケーです。

それ以来どんなモノも無くしたことがありません。

そこで今日は、ぼくはなぜモノを無くさないのか書いてみたいと思います。

すべてのモノの定位置を決める

ぼくがモノを絶対に無くさないのにはワケがあります。それは「すべてのモノの定位置を決めている」からです。

例えば家。

クローゼットの中の自分の衣服はすべて位置が決まっています。左からコート、仕事用のスーツ、プライベート用のジャケット、アウターなどの順番です。

押入れには大きな収納ケースがあるのですが、上には家の中で着るウェアと下着を入れています。

引き出しの手前から、シャツ、ボクサーパンツ、ソックス、奥にルームウェア。下の段には、外出用のティーシャツなどのインナーが手前。奥がデニムなどのボトム。

デスクの上は右側に財布、鍵、iPhone、腕時計、化粧水、乳液、サプリメント、左側にはMacBook Airを置いており、右奥には、手帳やノート、本などをサイズが小さい順に立てて置いています。

食器なども同じように定位置を決めています。

出勤するときは、必要なモノを鞄の中に入れますが、財布はこの位置、本はこの位置、ハンカチはこの位置と、どのポケットに何を入れるかを決めています。

そして出勤したら、鞄の中身をすべて出し、職場のデスクの中央の引き出しに入れていきます。 引き出しの右から、財布、本、iPhone、手前にハンドクリーム、リップクリーム、ハンカチ。

仕事で使う文房具も引き出しの中の位置を決めています。参考書類も定位置に置いています。

参考:気持ち良く仕事をして成果をあげよう!デスクをきれいにするコツ(1)〜デスクをきれいにするメリット〜

こうやってことごとくモノの定位置を決めています。「決めています」というか、自然に置く場所が決まったという感じですね。

定位置を決めるモノが無くならない

モノの定位置を決めると探す手間がいらないんですね。定位置に置くことを繰り返していると「これはここ」と無意識に頭に刷り込まれるので、モノを使うためにいちいち考えなくて済みます。

「これ使いたいんだけど、どこだっけなぁ」といちいち考えたり、探し回ったりする必要がありません。

必ずここにある」と思えるので安心です。逆に「そこに」なかったら無くなったんだなと思うようにしています。

前述したガラケーを紛失したのは、この原則を守らなかったからなんです。

いつも入れるカバンのポケットとは違うポケットに入れようとしたときに、間違って落っこちてしまったようなんです。それに気がつきませんでした。これがいつもの場所に入れていたら無くしていなかったと思います。

ちなみに鍵の場合だと、家にいるときは、デスクの上の右側に置いてあります。鞄に入れたままとか、玄関に置いたままとか、引き出しに入れたままにすることはありません。

出かけるときは、そこから持って行くだけですので、鍵を忘れることがありません。いざ家を出て鍵を閉めようとするときに「あれっ、鍵がない」と家の中に舞い戻ることはありません。

移動中は、鍵を鞄の一番手前側のポケットに入れています。ここが定位置です。職場に着いたら、デスクの引き出しに入れます。定位置は引き出しの右手前。こんな感じです。

ちなみに財布も同様で、基本的には鍵とセットですので、財布も忘れる心配もありませんし、無くすこともありません。

ついでにいうと、iPhoneもセットなのですが、こちらは頻繁に使うので、移動中はズボンのポケットに入れるようにしています。しかも右ポケットと決まっています。

出かけるときは、基本的にはデスクの上は何もない状態になるので、「あれを忘れた」とかにならないんです。使っているときはここ、使っていないときはここと決めています。

これをぼくは「ベストプレイス・マイポジション」といっています。もう長年の習慣です。

ベストプレイス・マイポジション

そもそも、なぜモノが無くなるのかというと、モノが消滅したわけでもなく、置いた場所、収納した場所が定まっていないがために、どこに置いたかわからなくなるからなんです。

モノがあふれてくると、ごちゃごちゃして物理的に見ることができなくなるので、探し回っても見つからず、どこにやったかわからなくなります。これがモノがなくなる状態です。

しかし、モノの定位置を決めることで、必ず「ここ」にある状態にできます。そして必要になったら、「そこ」から取り出してまた戻す。単純にこの繰り返しなんですね。

行ったり来たりするだけなので基本的にモノは無くならない。これが住所不定になると行方不明になるわけです。

この「ベストプレイス・マイポジジョン」という言葉自体に意味は全くないのですが、人には定位置(自分の席や自分の家、自分の部屋)があるのと同様に、モノにも定位置があると考えています。

ぼくは家や職場に関係なく、自分のモノにはすべて定位置を決めています。実はこれはこんまり先生の本にも書いてあることだったのです。

参考:モノに対する考え方を180度変えてくれる本『人生がときめく片づけの魔法』近藤麻理恵著

でも、ぼくはこの本を読む前から実践していました。小学校とか中学校くらいのときにはもうすでに身についていて、無意識に行っている習慣になっています。

当時はモノを無くさないためとかではなく、自分のモノが大切なので、ここじゃないと落ち着かないという子供染みたところが原点となっています。

この考え方を大人になってあらためて考えてみたときに、ちょうどこんまりさんの本を読んでなるほどと腑落ちしました。

こんまりさんも「あらゆるモノの定位置を決める」ことと本に書かれています。

おわりに

これだけのことをやっていると「こんなこと面倒臭いことできない」とか「息が詰まる」とか思われるかもしれません。

でも、これが実に心地良い。

ぼくの場合は自然にできていることなので、何とも感じませんし、モノが定位置になるというのがとても気持ち良い状態なんです。

逆に「ここ」にないと、「なぜないんだ」と心を乱してしまう原因にもなってしまいます。

モノを大切にしている云々の前に、自分のモノがここにあるという安心感。それを得ているのだと、この記事を書きなから思いました。

モノを無くさないのはあくまで結果なんだとな。これも潤いある生活を送る秘訣なんですね。