日記は三日坊主の代名詞です。
年の始めには「今年こそ日記を書こう」と決意します。
しかし、いつの間にか面倒だと思い、せっかく買った「5年日記」が白紙のまま放置されることになります。
「日記がなかなか続かない。書いていても面白くない」
そんなときは、読者を意識して書くと楽しくなります。
日記の読者は未来の自分
「振り返ることは大切だとわかっているけど・・・」
ただ「書くだけ」だとモチベーションを維持することができません。
なぜ書くのかが明確ではないので「まっ、いっか」と思って面倒臭くなって続かなくなるのです。
ですから1年後の同じ日に自分が読み返すとして、自分に向けたメッセージを書いてみましょう。
ただ「今日はこんなことがあった。楽しかった」と書くのではなく、
「今日はこうだったんだよ。めっちゃ楽しかったよ」と話口調で書くと、読み返したときに楽しくなります。
気をつけておくべきことも書いておくとよいでしょう。
「今日は体調が悪かったんだよ。きっと昨日薄着で寝たからだよ。この時季は気をつけて」と書いておけば、見返したときに「おっ、気をつけよう」と思うでしょう。
名言や学んだことも書いておけば、1年後の自分の背筋を正してくれるでしょう。
「成果をあげる者は仕事からスタートしない。時間からスタートする。ピーター・F・ドラッカー」
「昼食を食べ過ぎると、午後眠くなって仕事に集中できなかった。食べ過ぎには注意したほうがいいよ」
そんなちょっとした気づきでもすぐに忘れてしまいます。
書いて残しておけば、きっと未来の自分の役に立つでしょう。
まとめ
普通に日記を書くとしたら、ベクトルが自分に向いているので内向きの言葉になります。そうするとだんだん続かなくなってきます。
しかし、外にベクトルを向けて、未来の自分に向けてメッセージを書くと書きやすくなります。
後で読み返すときに楽しくなるでしょう。