「日記は三日坊主の代名詞」
日記を書きたいけど、なかなか続かない。決意して日記帳を買っても、いつの間にかほったらかしにしてしまう。なかなか難しいですよね。
ぼくもいろいろ試してきて、最初は全然続きませんでしたが、今では日記を書くことが当たり前のようになっています。
そこで今日は、日記をどのように習慣化させたか書いてみたいと思います。ちなみに、ぼくはノートに手書きしています。
1.コンビニで手に入るノート
「よし、日記を書くぞ」と、いきなり気合いを入れて、分厚い日記帳を買いたくなってしまうかもしれません。最初は形から入るのは大切だとは思います。
新しい日記帳を手に取れば、ワクワクしてモチベーションが上がるかもしれません。
でも、ちょっと待ってほしい。
決意して買った日記帳を最後まで使ったことありますか?
おそらくないでしょう。
あまり気合いを入れすぎると長続きしません。大切なのは書き続けることなのですから。
最初から気持ちを入れすぎず、どこでも手に入るノートを買いましょう。
コンビニで手に入るキャンパスノート。しかもページ数が少ないものが良いです。
この方が心理的に日記に取り組むハードルが下がるんですね。気軽に始められる。
ノートは薄い方が早く使い切れるので、達成感が湧きやすいですし、次のノートを使うことが楽しみになります。
2.お気に入りのペン
ノートは正直なんでもいいのですが、対するペンは重要です。自分で書くので、書き慣れたものを使いたいところ。
気合いを入れて万年筆というのも否定はしませんが、あまり気合いを入れすぎない方が良い。日記だから特別な万年筆で!となるとくじけやすいんです。それは、日記が習慣となってからでも遅くはありません。
ぼくはフリクションボールスリムの青色を使っています。この薄い感じが好きなんですね。
色を変えて変化をつけるとモチベーションもアップします。
3.手元に置いておく
すぐに取り出せるように、手元に置いておくと気軽に書くことができます。気が向いたときにフラっと書けるイメージ。
厳重に保管して、「さあ書くぞ」なんてやっていたら続きません。
手元に置いておいて、さらっと書けるようにしておきましょう。
ぼくは、デスクに立てて置いています。
4.トリガーを決める
すでに日常の習慣になっている行動に結びつけます。これは「トリガー」と呼ばれています。
その行動をしたら日記を書くスタイルです。
ご飯を食べたら書く、お風呂から出たら書くというように、日記を書くタイミングを決めておくと、生活にリズムが出てきて習慣になりやすいです。
5.テンプレに答えるだけ
「白紙から書くのが日記だ」というのは誤った認識です。
ゼロから書こうとすると、何を書いたらいいのかわからなくなってしまい、筆が止まってしまいます。書きにくくなってしまい、続けられないんですね。
あらかじめ質問を用意しておいて、それに答えるだけという形にしましょう。これだと書くのがすごくラクになります。
6.最低でも一行は書く
とはいっても、なかなか書くことが出てこない日もあるかもしれません。しかし、何も書かなかったり、「明日まとめて書こう」思ってしまうと、逃げグセがつきます。
それが数日たまってくると、ますます書くのが億劫になってしまうんですね。
やがて書き気力がなくなってしまいます。
最低でも一行書いたらその日はオッケーにしてクローズしましょう。
ぼくは「今日は眠かった。以上終了!」なんてこともよくあります。
これでも後から振り返れば貴重な「その日」になります。
この日は忙しかったなと。
具体的なことを書いていなくても、その文字だけからでもある程度は想像できるんですね。
少しだけ書いて良しとしましょう。
7.頻繁に読み返す
手元に置いておくことで、手に取りやすくなっていますので、こまめに読み返します。すると、自分が成長していることを実感できます。
こんなことで悩んでいたなとか、こんなこと学んだなとか。
頻繁に読み返すとモチベーションを維持できますし、ますます内容を充実させようと思えるようになります。
おわりに
習慣化したら、あとは淡々と続けるだけです。
毎日のように振り返ることで、自分の考えを整理することができますし、新たなアイデアなども浮んできます。
あのときはこうだったと。
これだ数年たまったときに振り返ると、当時の貴重な自分がそこにいるわけです。
自分が手書きしたものってなかなかないと思うんですが、こうやって自分の行動や考えたことが残るのは良いことです。
日記を書き続けてみましょう。