ぼくは片づけについては、こんまり先生を勝手に師匠だと敬愛しているので、身の回りは片づいている方です。職場ではいつも「机の上がきれいですね」なんて言われています。
そう考えると確かに周りの人で、机の上や身の回りが片づいている人って意外と少ないです。
というわけで、ぼくが意識してやっている片づけのコツについて書いてみたいと思います。
明日から実践してストレスフリー!片づけを習慣化するための3つのコツ
1.モノを定位置に置く
モノが散らかるのはモノの定位置が決まっていないからです。毎日使うようなモノでも定位置が決まっておらず、あっちこっちに行ってしまいます。
だから片づいていないわけです。
ですからモノの定位置をすべて決めてしまいましょう。そしてモノを使ったら定位置に戻しましょう。
定位置を決める
ぼくの場合、参考資料や書籍、処理中の書類、文房具などは置く場所を決めています。
そうするとモノが不用意に散らかりませんし、無くなりません。
細かく全部を決める必要はありませんが、机の右側か左側か、引き出しの上段か下段か、大体の位置を決めてしまえば、片づけるのがラクになります。
定位置に戻す
ここからが重要ですが、使ったモノはすぐにその定位置に戻しましょう。定位置を決めたつもりになっていても、そこへ「ちゃん」と戻すクセをつけないと別な場所に置くようになってしまいます。
すると、本来はそこに置いてあるべきモノが今度は別なところへ追いやられてしまいます。そうすると悪循環で散らかってしまいます。
これは仕事だけでなく、普段の生活でも同じです。着た服を脱ぎっぱなしにしない、脱いだものはすぐに洗濯機に入れる。干していたものを取り込んだらすぐにたたむ。
テレビでよくやっている汚部屋もこういったところが原因となって、だんだんと散らかってしまい、もう片づける気にならないことになってしまいます。
このモノの定位置を決めて、そこへ戻すことはとても重要なんです。
2.ゴミをすぐに捨てる
その場で捨てる
片づけが苦手な人に往々にして見られるのが、ゴミを後で捨てるということです。
自分が使った使用済みの付箋紙や使用済みのチリ紙を机の上に投げたままにしています。後でまとめてやろうと思っているんですが、結局それがたまってしまうんですね。ですから机の後ろに落ちたり、引き出しの中にたまったりしてしまいます。
そこに自分が使っているものを収納しようとすると紛れてしまいますので、必要なモノと不要なモノが入り交じった状態になります。ですから片づけまでに至りません。
片づけにおいて大切なのが、不要なモノを持たないということです。ですから、ゴミはすぐに捨てることです。文字にすると当たり前なのですが意外とできない。人間、面倒くさがりですから、どうしても後でやろうと思ってしまうんですね。
この部分に関しては「すぐやる人がうまくいく」という行動原理につながってきますので、すぐに捨てるようにしましょう。
ゴミの日に忘れず捨てる(ゴミ箱を空にする)
これは職場でも家庭でも一緒ですが、ゴミを指定された日にちゃんと回収に出すことです。ここを忘れてしまい、ずっと出せない状態になるのは避けるべきです。
これも汚部屋の話につながりますが、不要なモノがたまってくると、どうしても片づけに対する意識が下がってきます。「まぁいいか」と思ってしまうんですね。
それからゴミ箱を空にするということも大切です。意外といっぱいになっても捨てない人って多いんですね。
この不要なモノはすぐ捨てるということも片づけにおいてはとても重要です。
3.こまめに掃除する
この「こまめ」というのがポイントです。普通の掃除のレベルまでもいかない。ちょっと机の上を拭く。ほこりがたまっていたらササッと掃く。そのレベルです。
これもその場ですぐやるクセをつけるということにつながります。
片づけと掃除は厳密にいうと違うのですが、自分の身の回りに気を配ることで快適な空間をつくることにおいては密接に関わってきます。
ちょっとした汚れやほこりに気づけるかどうかで、片づけが習慣化できるかどうか大きく関わってきます。
環境を良くするサイクルを回すことで片づけは習慣化できる
ちょっとしたことなんですが、これらができると片づけが習慣になります。
- 1 モノを定位置に置く
- 2 ゴミをすぐに捨てる
- 3 こまめに掃除する
清潔だったり片づいているとそれを維持したいと思うのが普通の感覚ではないでしょうか。
ここで「普通」という言葉を使いましたが、中にはまったく気にしないという人もいますし、むしろ散らかっていないと落ち着かないという人は多いです。
ですが、そういう人に限って探し物をしている時間が長かったり、モノを机の上から落としたりして時間をムダにしているんですね。とてももったいないと思いませんか。
結局片づけというのは、身の回りを整理整頓するだけでなく、気持ち良くかつ効率的に仕事をこなすための技術でもあります。
ぼく自身はもともと片づけができる人間ではありませんでした。しかし、モノが少なかったり整理整頓されていたほうが無駄なく効率的に仕事を進められると気づいたんですね。
だからこうやって片づけに取り組んでいるわけです。そこに気づけるかどうかで成果に大きな違いが生まれてくると感じています。