なぜタスク管理をやるのか?それは実行力を高めるため

実行力

ぼくは「タスク管理」というものをやっていて、日々やることを書き出して、こなしています。

仕事やプライベートで多くやることを抱えていれば、この「やることを書き出す」ことは、だれかれ何らかの方法でやっているんではないでしょうか。

そこで、あらためて「なぜタスク管理をやるのか」ということを考えてみると、いろいろな理由が浮かんできます。

もちろん「やることを忘れないため」や「仕事を効率化する」こともあるのですが、1つの考え方として「実行力を高めるため」にやっているんだろうな、と最近感じるようになってきました。

なぜタスク管理をやるのか?それは実行力を高めるため

頭の中だけでやるべきことをやれるはずがない

自分のやるべきことがあまりにも多いと頭の中だけでは仕事を組み立てられません。「人間は忘れる生き物」ですからね。

思いついたものからやっていれば、ある程度はできるのかもしれませんが、数日にわたる仕事や締め切りが先に設定されているもの、こういったものは覚えにくいものです。というか確実に忘れる。

手をつけやすいものからこなしていると、乗り気じゃないもの、面倒に感じるものは後回しになることになります。「後でいいや」と先延ばしにしてしまうんですね。

やるべきことができていない、こういった状況が問題です。

もちろん、天才的な人は紙に書き出すまでもなくどんどんできるのでしょうが、残念ながらぼくのような凡夫には無理なのでコツコツやっていくしかないんです。

目に見える形にすると誓約になる

頭の中だけでやっていたらとても曖昧なので、何をやるのかハッキリしません。

しかし「タスクをやる」ということを紙に書き出すなり、ツールに入力するなりして目に見える形にすることで、「これからこれをやるぞ!」という誓約になります。自分との約束ですね。

頭の中だけだとあってないようなものなのですが、目に見える形にすることで意識できます。だから実行できる。

逆に先延ばししていると罪悪感のような感情が生まれてくるので、できるだけ早く着手して片づけようと思えます。

それでも意志は弱い

でもこうやって書き出して、目に見える形にしているにもかかわらず、タスクに取り組む直前になって「やっぱめんどいから後回し」なんてことは往々にしてあるものです。

こっちのタスクの方がカンタンだからと誘惑されることもしょっちゅうあります。それくらい人間(いうかぼく)は意志が弱いですし、面倒くさがりなんですね。

だからこそ弱い自分を律するためにも、やるべきことを目に見える形にするというのは大切です。

タスク管理で行動できる自分になる!

頭の中だけでやっていると、人間は易きに流される生き物ですから、難しいタスクや長期にわたるプロジェクトなど日頃やっておくべきタスクが後回しになります。

でもタスクを文字として見えるようにすると、タスクをやることを意識できますし、誓約になります。「これからやるぞ!」と。

それでもなお、人間は弱い。カンタンに実行力は上がりません。

そこで出てくるのがレビューです。

ひたすら振り返ってみて、できなかったこと、できたこと、もっと上手くやれることを見つけて改善していく。

このサイクルが確立されてくると、昨日できなかったことがハッキリするので、今日はやろうとなります。この繰り返しでどんどん実行力が上がっていきます。

ぼく自身、就職してからやることを紙に書きだすということはずっとやっていました。ここ数年はタスク管理という分野があるということを知ってからは、かなり自分の行動に意識が向くようになりました

昔に比べれば業務の量や困難度、責任の重さは上がっているのに、物事に取り組む精神的な負荷はかなり下がっていると実感できるレベルになってきました。

これもひとえに、書きだしてはこなしていくというサイクルができているからです。

それでもまだまだだなと感じることは多いです。

基本的には妖精さんの国でお菓子を食べながら暮らすことに憧れているくらい意志が弱く面倒くさがりなので、できていないことの方が多いですね。

ですが、タスク管理をやっていれば実行力が上がっていくので、効率化につながったり、長時間労働を抑制することにつながると期待しています。

だからタスク管理をやっているんでしょうね。

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