『一流の人に学ぶ 自分の磨き方』で絶えず自分を高める

自分の磨き方

一流の人に学ぶ 自分の磨き方』という本を読みました。

この本は、著者が20年にもわたって一流と呼ばれる人たちを研究し、解明した思考、習慣、哲学を取り上げています。

それは136項目にわたっています。どこから読んでも参考になる本なのですが、その中で特徴的なこと、共通していること、なるほどと思ったことなど10個を紹介したいと思います。

自分を成長させるうえで、大切な心構えを得られる本でした。年の始めに読んで良かったですね。

『一流の人に学ぶ 自分の磨き方』で絶えず自分を高める

この本は一流の人と二流の人を比べるような書き方をしていますが、あくまで目安というか、平凡から抜け出して卓越するためには何が必要なのかを考えるきっかけだと考えた方がいいです。

勝ちか負けかで判断するよりも自分を磨くためにどうしたらいいかという視点を持つことが肝心です。

1.正しい信念を持っている

一流の人は、「自分はできる」という信念を持っています。信念は持っていても、多くの場合は、幼少期に親や教師から「お前には無理だ」と刷り込まれて成長します。

その結果、間違った信念を持ったまま大人になってしまいます。本当はやればできるのに、「自分はできない」と思い込み、夢や目標を持てず生きることになってしまう。やろうともしないわけです。

しかし、本書で触れられているのは、一流の人は間違った信念を意図的に変更していることです。

  • セルフトーク
  • イメージトレーニング

この2つを行うことで、子どものころの間違った刷り込みを修正しています。

自分に語りかける言葉をポジティブなものにし、自分が物事を成し遂げていく姿を想像することで、「自分にはできる」という正しい信念に変えていくんですね。

2.学び続けている

学校を卒業したら、もう勉強する必要はないと思うのが普通です。しかし一流の人は仕事でも何でも、成長するためには学習が必要不可欠だということを知っています。

好奇心が旺盛で、学べば学ぶほど自分が何も知らないことを知ることになります。だからまた学び続ける。

「生涯勉強」ということですね。

一流の人は「成長しなければ滅びる」という哲学で生きている。何事に対しても子どものような好奇心を抱き、他の一流の人たちに質問する。こうして成長を続けることで、ますます成功し、幸せで充実した人生を送る。(P.108)

上には上がいることを知っているからこそ、自分も学ばなければと思うわけです。でも学校教育のように無理矢理「勉強している」と感覚ではなく、単純に「知りたい」という好奇心なんです。

3.自分の限界に挑戦している

二流の人が自分を小さくまとめてしまうのに対し、一流の人は絶えず自分の限界に挑戦し続けています。大胆かつ勇敢に攻めているわけですね。

でもそれは決して自分を追い込んで無理をするというわけではなく、ほんの少しだけ前に進むということです。精神や体を壊すのは無謀ですからね。

「昨日よりも今日、今日よりも明日」の精神で生きるということです。これを繰り返していけば、自分の目指すところまで到達できるはずです。

一流の人にとって勝利とは、昨日の自分を超えることを意味する。彼らは他人より優れていたいという欲求を超越し、自分をもっと磨くことに意識を向けている。(P.59)

現状維持に甘んじないことが大切ですね。

4.未来に向かっている

一流の人は現在に生きることを大切にし、未来に焦点を絞っています。

しかし多くの人は過去を後悔しながら、あるいは「昔は良かったな」と過去を懐かしみながら現在を疎かにしています。

本書では「バックミラーを見ながら車を運転しているようなものだ」と例えています。過去は変えられないにもかかわらず、ずっと後ろを見ている。

時間は限られているので不毛なことは考えずに、できることだけを考えることが大切ですね。

5.ビジョンを持っている

なぜ一流の人が未来を見ているかというと、それはビジョンを実現するためだからです。

人間は考えているものになる。このことについては世界中の思想家の見解が一致している。
一流の人はこの原理に従って詳細なビジョンを思い描き、それを紙に書いて常に考える。彼らは絶えず自分にポジティブに語りかけて、それが現実であるかのように潜在意識にイメージを焼きつける。(P.63)

ビジョンというのは夢がかなった光景ですから、常に夢見ているわけですね。ひたすらそれを追っている。だから過去を振り返っている時間はないんですね。

ビジョンが実現したらどれだけ楽しいだろうか、うれしいだろうか、それをワクワク想像しながら毎日を過ごしているんですね。

6.地道に努力を続けている

夢や目標を現実にするのは、すぐにはできません。コツコツ毎日取り組んだ結果、花開くものです。一流の人はそれを知っています。すぐに見返りは得られないものだと。

だから黙々とこなしていきます。すぐに結果を求めないんですね。

一流の人は能力や技術を徹底的に磨き上げる。それはたいてい長期に及ぶ不断の努力を要し、その過程で見返りはほとんど得られない。多くの時間を自己投資に費やして批判や嘲笑を浴びることもあるが、周囲のそういう冷ややかな反応を気にせず、一心不乱に打ち込む。(P.71)

最初から長期戦を覚悟しているわけです。だから少々の失敗でめげることはありません。ひたすら試行錯誤しながら続けていくのみです。

7.最後まで決してあきらめない

大抵の人は上手くいかなかったらすぐにあきらめてしまいます。しかし一流の人は粘り強い。まさに「執念」といえます。

一流の人は目標の選択に膨大な時間と労力を注ぎ、いったん目標を設定すると驚異的な粘り強さでやり遂げる。彼らにとって目標は、朝から晩まで集中し続ける対象だ。アイデアを思いついたら記録できるように、就寝中でも筆記具を枕元に常備するほどの熱の入れようである。(P.73)

「決してあきらめない」という言葉は口にするのは簡単なのですが、いざ自分がやってみると上手くいかないことの方が多いですし、挫折しそうになるものです。

しかし大切なのはそこからです。「もうダメだ、あきらめよう」と思ってからが本当の勝負の始まりなんですね。最後に勝つのはしつこい奴だ!

8.時間を大切にしている

「時間を大切にする」のは当たり前のことです。もちろん一流の人も例外ではありません。しかしながらその1分1秒に対する意識は違います。常に切迫感を持って生きています

一流の人は常に切迫感を持ち、時間を大切にして生きている。なぜなら、自分にとっては今この瞬間しかないことを絶えず意識しているからだ。彼らの夢や目標を実現するという使命感を持っているので、限られた時間を浪費してはいけないと考えている。

「常に切迫感を持っている」というのは、なかなかできないのではないでしょうか。時間は無限にあるように思えますが、本当に短い。

自分には残された時間がわずかだと知っているか、知らないかでは、毎日の過ごし方に大きな違いが生まれます。

限りある生だからこそ、それに気づけば充実して生きられるんですね。

9.規律を守っている

規律とは、自分自身を律すること。自分が決めたことを守ることで、それが自信につながり、正しい信念を形成することにつながります。

特にぼくが印象に残ったのが「習慣」についての次の言葉です。

一流の人は習慣に秘められた大きな力に畏敬の念を抱いている。だから1日でも気をゆるめると、自分が墜落すると考えている。彼らは習慣の力を人生のすべての領域で活用する。(P.135)

良い習慣は頑強な鎖のようになって自分を強化してくれます。それを知っているからこそ、気を緩めることを嫌っているとさえ見えます。

どんなに一生懸命に築き上げてきたものでも、崩すのは一瞬でできます。守るべきことを守らずにダメになる人は多いものです。だからこそ決めたことは遵守する。それが大事です。

10.精神的に強い

最終的にいえることは、一流の人は精神的に強いということです。心が折れない。折れたとしても再び立ち上がる。

なぜかというと、夢や目標などのビジョンがしっかりしているので、それに邁進できるんです。だからこそ、そのためには少々の犠牲はものともしませんし、最後まで粘り強くできます。

決して自分に負けないんですね。

前に進む勇気を与えてくれる1冊!

あまり普段から「一流の〜」みたいな本は読まないようにしていました。一流の定義が不明確ですし、人生勝ち組負け組みたいな二分するような価値観というのは受け入れ難いというのが正直なところです。

しかし、この本は著者が研究に研究を重ねて辿り着いた1冊になっているので、豊富な行動特性が紹介されていて、一流二流という言葉を抜きにしても参考になります。

そもそもこの本を手に取ったのは、メンタリストDaiGoさんの著書『自分を操る超集中力』の表紙に載っていたので興味を持ったというのがきっかけです。

あくまで自分が平凡なところで終わっていないか、自分を見つめ直すきっかけになる本です。たくさん項目があるので、どれか1つでも自分を磨くために役にたち、大きな推進力になるはずです。

折りに触れて読み返したい1冊ですね。

今回紹介した本はこちら