毎週月曜日は、広島のコワーキングスペース「Shake Hands」で朝活「朝の会」をやっています。
朝の会とは
「朝の会」は2010年4月に北九州市のCafe Causaというお店で始まった朝のコミュニティです。広島では2014年2月から、Coworking Space Shake Handsで、毎週月曜日の朝7:00~8:00に集まり、情報交換を行います(1時間の施設利用料金¥500が必要です)。
Giver’s gain(与える者は与えられる)の理念のもと、情報共有・アウトプットによる人との繋がりや自己成長を促進することを活動目的にしています。アウトプットによって人に何かを「与えたい」という気持ちさえあれば、どなたでも参加OKです。
先週はこちら
広島の国際観光について
今日のテーマは「広島の国際観光」でした。
広島には原爆ドームと宮島、2つの世界遺産があり、年間60万人の外国人観光客が訪れるといわれています。
一方で、平均滞在日数が1.8泊に留まっており、どうやって広島に滞在してもらうかという課題もあります。
広島の大学生の中には、国際交流したいけど広島にはそれに関する仕事が少ないと感じている人もいるそうです。
ボランティアしかないという状況でもあります。
今日は国際観光における広島の楽しみ方を考えてみることになりました。外国人旅行者が利用するWebサービスの紹介がありました。
airbnb
Couchsurfing
これらは、空いている部屋をシェアして宿泊を斡旋するものから、ツアーなどさまざまなサービスとなっています。
広島は数ヶ所宿泊できるゲストハウスのようなものはありますが、こういったサイトを利用する外国人が気軽に泊まれる場所はまだまだ少ないです。
広島の街中には結構外国人がいます。平和公園周辺などでよく見かけます。
中国などのアジア人も多いです。見た目は日本人とあまり変わりませんので会話が聞こえてくると「あっ、中国人だ」と気づくことが多いです。
ぼくは、過去に東南アジア系の女性に道を尋ねられたことがありますが、拙い英語とジェスチャーでなんとか説明したこともあります。
何か困っていることがあれば、英語などが話せなくても、身振り手振りでなんとかなるものです。
これからはどんどん外国人観光客が増えてくると同時に、そういった人に対するサービス、産業も大きくなってくるんじゃないでしょうか。
しかし、広島という街は他の大都市に比べてまだまだ対応できていないところは多いです。
外国人向けの観光案内所も目立ったところにはないですし、広島県内を巡ろうとするときに、どこへ行ったらいいのか、どこへ泊まったらいいのか、どんなおいしいものを食べることができるのか、まだまだ十分に伝わるような状況じゃないと思います。
それは広島に住んでいる人の目線が旅行者に合っていないんだと思います。
ぼくもこの朝の会に参加してみて初めて気が付きましたし、広島の見方が変わりました。普段からそういうところを意識している人は正直多くないでしょう。
まだまだできる余地はあるんじゃないかと。
まとめ
最後に、ぼくがいいなぁと感じたのは、MATCHAというWebマガジンがあります。
そこが、外国人向けに案内をしていて、とても面白いなと思います。
岡山の記事があるので、これにも広島が載ればいいんじゃないかなと思っています。
せっかく来てもらうんだったら、広島の楽しみ方を知ってもらいたいですし、「来てよかった。また来たい」と思ってもらえるような創意工夫が必要なんだ思います。
観光客の目線で眺めてみるってのは非常に大切ですね。
自分にできることは何かを考えていけたら、面白くなるんじゃないでしょうか。
伝えていくためには、日本の良さ、広島の良さを自分たちがまずは知ることなんだなと。