日々忙しくしていると「時間がない」「時間が足りない」なんて口癖のようにつぶやいてしまいます。
やるべきことは多いですから、とてもじゃないですけど1日24時間じゃ足りないなんて思うときもあります。
でもこの言葉は間違っていると気がつきました。
時間に対する最大の誤謬
誰もが皆1日24時間を与えられている
本当は、「(自分の時間管理が甘くて)時間がない」「(自分の時間の使い方が下手で)時間が足りない」だと思っています。
誰もが皆、1日24時間というのは決まっていて、その中でどう時間を活用するかなんですね。
結局は優先順位の問題なんですね。ここに行き着く。
この優先順位を明確に決めずに惰性でやっていると「時間がない」「時間が足りない」と感じてしまいます。
思いついたことや頼まれたことを片っ端からやっていたら、到底24時間ではこなせません。
読書もしたい、運動もしたい、英語の勉強もしたい、旅行にも行きたいでは無理がありますよね。
優先順位が明確でないために時間がないと感じることに気づかなければなりません。
優先順位の問題
何を最重要とするか。「最」がついているわけですから、一番大切なことのはずです。最重要が5個も10個もあってはいけません。
1つに絞らないとそこに集中できません。いろんな方向に手を出そうしてしまうと、結果的にどれも中途半端になってしまいます。
これはぼく自身の経験を踏まえても断言できます。
自分にとって何が一番大切で、何を捨てるべきか決める必要があります。
この間違いに気づくためにも記録が必要
「時間がない」「時間が足りない」というのは誤りだということです。
同じく「時間をつくる」「時間を生み出す」というもの誤りですね。なぜなら時間は常に24時間あるからです。
もし口癖として使うなら、正しいのは「時間は限られている」「時間は有限だ」ということです。
時間は有限である貴重な資源ですから、それをどう使うか。
時間がないと感じていても、実際に時間の使い方を記録してみると驚くほど自分が無駄なことに時間を浪費していることがわかります。
優先度が低いことに場当たり的に対応していたり、思いつきで行動していたりするものです。
個人的な裁量で動ける部分があるなら、思い切って捨ててしまうというのが解決できる一番の近道です。
そのためにも記録がないと自分がどんな時間の使い方をしているかわからない。記録を取ってそこから自分の時間の使い方を改善していく。
そうすることで本当に自分にとって重要なことに気づくことができます。