日経ビジネスアソシエの2016年3月号に「読書法」について書いてありました。
本を読む人間としては、どうやって本から学ぶか、どうやって忘れずに覚えておけるかというのは常々思っているわけです。
結論として感じたのは「目的意識」と「反復」ということです。
1 読書の質を高める3原則
- 本への質問を決める
- 読む時間を決める
- 人に説明する前提で読む
本を読む目的を明確にすることと、アウトプット前提に読むことです。
2 効率的な情報の取り方
「はじめに」「目次」「おわりに」から読み、全体像を把握した上で読みます。
重要箇所は20%しかなく、200ページの本でいうと40ページだけです。
本のエッセンスとも呼べる最重要箇所については、さらにその20%の8ページしかありません。
これを意識して読むのと読まないのでは大きな違いがありますね。
3 記憶の定着法
20%の重要箇所を再読します。
4 読書ノートにエッセンスをまとめる
- 読書の目的(本への質問)
- 本のエッセンス(4%の部分)
- 要約を箇条書き
- 自分の感想・気づき
おわりに
漠然と本を読んでいても、頭には入ってこないということですね。
1冊の本から全部学ぼうとするのではなく、明確な目的を持ってエッセンスである重要な部分を抽出するイメージです。
それから1回読んだだけで覚えておけるものではないので、重要箇所だけ再読することで記憶に定着しやすくします。
何事にもいえることですが、ひとつの情報に対する接触頻度ってすごく大事なんだと。
この目的意識と反復が大事ですね。