何か新しいことを始めようと思ったら、朝の時間を活用するってのは理にかなっています。
何かに重点的に取り組むにはやっぱり朝の時間しかないなぁと感じていたときに、ちらっと話題になっていた「人生を変えるモーニングメソッド」という本を手に取りました。
改めてこういう早起きして朝を活用する本を読んでみたのですが、確信したのは「やっぱり朝しかない!」ということでした。
「モーニングメソッド」は朝に6つの習慣を身につけるだけで人生にインパクトを起こせるというものになっています。その6つの習慣を紹介したいと思います。
人生を変えるモーニングメソッド
1. 瞑想(サイレンス)
1日の始まりに「目的ある沈黙」が良しとされています。
多くの人にとって朝は慌ただしいものになっているものですが、穏やかな精神状態で1日を始める方が有意義に過ごすことができます。
勧められているのが瞑想です。目を閉じて、姿勢を整え、深呼吸をするだけで精神が統一されます。
定期的に瞑想をするだけで、脳の活動や身体にも良い影響が認められています。
ほんの5分でいいので、無言で「今ここ」に集中することで穏やかな1日を始めることができます。
2. アファメーション
アファメーションとは自己に対する前向きな宣言です。人間は無意識のうちに思考や行動がプログラムされています。
そうした無意識の行動が人生に大きな影響を与えています。ネガティブな思い込みがあれば、後ろ向きな行動になりがちですし、世の中で成功者と呼ばれる人は前向きな思考の人が多いです。
ですから、朝の比較的頭がクリアな時間帯に自分にとって前向きなアファメーションを唱え続けることで、自分自身のプログラムを書き換えてやろうというものです。
毎日唱えることで潜在意識に浸透し、自分の思考や行動が変化することにつながります。
3. イメージング
想像力を発揮することですね。スポーツ選手が行うイメージトレーニングのようなものです。自分が上手くっている状況を頭の中で思い浮かべるわけです。
自分の頭の中で想像できないことは絶対にできないといわれているように、自分がうまくいっている姿、理想を手にしている状態をイメージします。
鮮明にイメージできることほど、現実化させるための行動がスムーズになると本書では述べています。
初心者は「ビジョンボード」といって、自分の夢や目標に関する写真を1枚のボードに貼り付けることを勧めています。そうすることでよりイメージしやすいものとなります。
4. エクササイズ
これはいわずもがなの運動です。1日の終わりに運動をしようと思っても疲れている、時間がないなどといって習慣になりにくいものです。
なので、朝に運動をすることを勧めています。ヨガでも散歩でもなんでもいいのですが、僕はやっぱり有酸素運動が一番いいですね。ランニングをすると頭がクリアになりますし、汗をかくことでとても気持ちよくなれます。
5. 読書(リーディング)
読書ですね。これもいうまでもないかもしれませんが、古今東西、ありとあらゆる時代の叡智が本には詰まっています。
だから、本を読むってことは大事なんですね。本書では、おすすめ本が紹介されていますし、本に印をつけて読んで、良い本は何回も繰り返して読むことを勧めています。
6. 日記(ライティング)
本書では日記を勧めています。自分の思考を言語化するだけで考え方が洗練されていきますし、モーニングメソッドは「潜在能力を開花させるため」に行うので、理想と現実のギャップを明確にすることで、そのギャップを埋めようとより良くするための原動力となります。
まとめ
以上が本書で紹介している「モーニングメソッド」の6つの習慣でした。これらを1時間かけて実行することを勧めていますが、どうしても時間が取れない場合は、6分間だけでも実行する方法も書かれています。
僕自身、すでにやっているものもあれば、続かなくてやめたものもありますが、朝って比較的時間を確保しやすいので、何かを始めるにはうってつけだと思います。
朝の頭がクリアな時間帯にこれらのことをやるだけで、1日を超前向きに始めることができそうですし、6つともできれば、かなりクオリティが高い生活になるんではないでしょうか。
早速取り入れていきたいですね。