いまはデジタル全盛期の時代なので仕事や生活においてパソコンやスマホは欠かせない存在です。いろいろなWebサービスやアプリがあり便利に使っています。
一方でぼくは紙のノートや手帳などのアナログ製品も使っています。
今日はぼくが感じているアナログのメリットについて書いてみたいと思います。
デジタル全盛期だからこそアナログの紙を使っている3つの理由
起動時間なしで使える
紙のノートや手帳だと起動する時間がありません。パッと開くだけです。
デジタルだとそれができにくいと感じています。パソコンを起動する時間、iPhoneのアプリを探してタップして立ち上げる時間、Kindleで該当のページを検索する時間など、起動したり、ロックを解除したり意外とフットワークが重いものです。
iPhoneでスケジュール管理のアプリを立ち上げようとした場合、iPhoneのロックを解除して、アプリの置いてある位置を確認してタップして立ち上げるというステップが必要です。
すんなりいってくれるときもあるですが、不具合などですぐに使えないときもあります。そんなときはイライラしてしまいます。
しかし、紙の手帳ならスピンを引けば、マンスリーならマンスリー、ウィークリーならウィークリーのページがすぐに開けますので、起動という時間がありません。ノートや書籍なら該当のページを開くだけです。同期したりする必要もありません。
このフットワークの軽さは手放せないので、Googleカレンダーなどを試してみたのですが、現在はアナログの手帳を使っています。メモも紙に書く方が速いですので便利に感じています。
紙そのものがトリガーになる
紙は物質なので、紙そのものがトリガーになります。
本を読みたいと思ったときには机の上に本を出したままにしておきます。すると目に入るのでスキマ時間にパッと開いて読むことが自然とできます。
Kindleでやろうとするとどうしても本を持っているという感覚がないので大量に持っていても積ん読している感覚がないので意外と忘れてしまいます。
こんな感じでパソコンやスマホの中にすべてが入っていると忘れてしまいます。
仕事では「TaskChute」を使っていますが、依頼や会議が立て込んでバタバタするとTaskChuteを見逃してしまいます。デュアルディスプレイの画面に表示しているにもかかわらず!
なので、どうしても今日中にやらないといけないこと、時間が決まっていに絶対忘れてはいけない場合は、付箋をキーボードやディスプレイに貼るようにしています。
そうすると、デスクにとって「異物」になってしまうので、必ずそれを見にいきます。絶対忘れたくないことであれば、付箋に書いてiPhoneに貼っておくという方法も使っています。
俯瞰できる
アナログの一番いいと感じていることは俯瞰できるところです。全体を見渡せることですね。
手帳のマンスリーを開けば1か月がどんな予定になっているのかわかりますし、ウィークリーページを開けば1週間をどのように過ごしてきたのか感覚的に分かります。
デジタルだと画面全体に表示することができないのでスクロールする必要があります。この感覚的にわかりにくい部分がありますが、紙だと全体を見渡せるのでイメージがしやすいですね。
ノートにメモするときでも見開きで見ることができるので、全体のつながりを認識することができますが、デジタルでメモしていると、どうしても上から下への一方方向のメモになってしまうのでわかりにくい部分が出てきてしまいます。
この見渡せる安心感というのが紙に惹かれる一番の理由ですね。
デジタルとアナログを上手く使い分ける
紙のメリットをつらつらと書いてきました。
メモするときでも思いついたアイデアを逃さないためにスピードが必要です。外出先でiPhoneしかないときは「FastEver2」で入力しますが、家の中だと机の上に紙を出しっぱなしにしてすぐに書ける環境にしています。
このフットワークの軽さは見逃せません。
紙とペンの組み合わせが最強だと思っている一方、デジタルにもメリットはあります。検索やコピペなど紙ではできないこともデジタルなら簡単にできます。
ですからデジタルだけ、アナログだけにこだわるのではなく、用途に応じて上手く使い分けることが物事を効果的にやっていくには大事ですね。