読書で学んだことを実行するためのパターンを考えてみた

読書

本から学んだこと実践する。

せっかく本を読んでも、読みっぱなしで何も実行されないってことはもったいないことです。

かといって、どうやって行動に移すかというのは永遠のテーマだと思っています。

読書から学んだことを行動に移すといっても、行動のパターンがいろいろあるのでそのパターンについて考えてみました。

行動の4つのパターン

単発型

最もカンタンな方法が1回だけ実行してしまえば済むものです。

これを「単発型」って呼んでみます。

「○つの習慣」のような具体的に行動を指南してくれるような本に書かれていることですね。

たとえば、本の中で紹介されているモノを購入してみるとか、逆にモノを捨ててみるとか。

ぼくの場合だと左手でマウスを使うなんてのが該当します。

1回導入してしまえばとりあえず効果が見込まれるものです。

ほかにも本の中で紹介されているワークもあてはまります。

読むだけで流してしまいがちですが、読み進めるよりも実際に手を動かしてみる方が大事ですね。

継続型

本の中に紹介してある行動でも、1回だけやったのでは効果がないものもあります。むしろこっちの方が多い。

習慣にする必要があること、「継続型」ですね。

時間管理に取り組むことや、スキルアップのための勉強や早起き、運動習慣などいろいろあります。

ここも取り組みやすいのですが、習慣化する必要があるので効果が出るまで時間がかかります。

判断型

上記の2つについては、自分で実行するタイミングを決めることができます。

それに対して「判断型」は実行するタイミングが自分で決められず、特定の状況になったときに実行するものです。

たとえば人に対する接し方や、仕事でトラブルが起きたときにどう対処するか、なんてことがあります。

ここらへんになってくると、「やるぞ」と決めて取りかかるのではなく、無意識の行動習慣といえるので、普段から意識しておく必要があります。

価値観型

判断型をさらに発展させたのが「価値観型」です。特定の状況下において反応するのではなく、自分の価値観や行動指針を築くことです。

考え方や行動を変えることになるので一番難しいのですが、それと同時に効果があります。

実生活を変えることにつながるんじゃないかと思っています。

本を読んで思いついたアイデアは即実行することが大事

読書から実践できる行動について考えてみました。

  • 単発型
  • 継続型
  • 判断型
  • 価値観型

1回だけやれば効果があるものから、無意識の習慣に落とし込む必要があるものなど、「読書から学んだことを実行する」といってもいろいろあるものです。

本に書いてあることをそのまま鵜呑みにして実行するよりも、自分の状況に当てはめて考えて「実生活のこういう場面で使えるんじゃないか」って考える方が身になります。

いままでカンタンに取り組める仕事術の本などを読み漁っていましたが、ある一定の効果を得てからは高止まりしている感覚を覚えていました。

だから大切なのは無意識に行われている考え方や行動習慣、仕事への取り組み方や周りの人への気遣いなどです。

ここらへんを本を読むことで変化につなげることができれば、より身になる読書になるのではないでしょうか。

実際にぼくの周りには本を読んでいなくても優秀な人は大勢いますし、その人たちに共通しているのは自分なりに考えて行動しているということですね。

ただ単純に本の受け売りだけで済ますようになってしまうと、本を読んでもあまり意味がないってことですね。

いずれにしても、本を読んだ内容をまとめて理解することも大切なのですが、それよりも思いついたことをパッパッと実行していくことの方が重要ですね。

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