Kindle Paperwhiteを使ってみて感じたメリット・デメリット

Kindle Paperwhite

電子書籍「Kindle Paperwhite」を買って1か月が過ぎようとしています。

ずっと前から興味があり、買おうか迷っていたのですが、ついに買ってしまいました。

本当に紙の本のようで驚いた! 真っ白な「Kindle Paperwhite」レビュー

読書を手軽に楽しめるようになった一方で、まだまだ慣れないところや使いにくいと感じるところがあるのも事実です。

そこで、しばらく使ってみて感じたメリットとデメリットを書いてみます。

メリット→軽くて薄いので片手で読書ができる

Kindle Paperwhiteの一番のいいところは、何といってもその軽さと薄さ

重さが209gで普通のビジネス書よりも軽い。さらに厚さが9.1mmと、これまた紙の本よりもかなり薄いです。

カバンに入れてもかさばることはありませんので持ち運びのときの荷物になりません。

紙の本を持ち歩くよりもかなり軽快になりました。

本体が軽くて薄いですし、紙の本のようにページをめくる必要がなく、片手でタップするだけで次のページに移ることができるので、片手で読書がラクラクできるようになりました。

重くないので片手で持っていても疲れることがありません。

片手で本を読める。これが一番のメリットですね。

もちろん数千冊の本を保存できるので、紙の本を何冊も抱える必要がありませんし、Kindle Paperwhiteひとつあれば素敵な読書ライフを満喫できます。

ぼくは本体の色は「ホワイト」を購入しました。黒い本体の場合、重厚感を感じるのですが、白い本体だと軽さを感じます。

白い本体だと文章の背景の白と一体となった感じがして違和感なく読めますね。

デメリット→「本」として実感しにくい

まだまだ電子書籍というものに慣れていないせいなのか、本を読んでいる実感がないように思えます。

紙の本は本ごとにカバーの材質や本の厚み、本文中のフォントなど、それらが重なり合ってひとつの作品として成り立っています。

だからその装丁次第で受ける印象というのはかなり変わってきます。

Kindle Paperwhiteは、本というひとつのパッケージ化された文章を読んでいるというよりも、Web上の文章を読んでいる感覚に近いですね。

だからそこに本の違いというものを感じにくいと思っています。

もちろん小説を読んでいればストーリーがあるので、ひとつの作品を読んでいるとわかるのですが、ことビジネス書に関していうと、なかなか感じられない。

これは慣れなのかなと思います。

それから紙の本に比べてフットワークの軽さがないですね。

読もうと思ったら電源ボタンを押さないといけませんし、充電もしないといけない。

紙の本のようにパッとページをめくって読む、というわけにもいきせません。

ページ送りをするときの画面遷移のチグハグ感には慣れましたが、それでも動きが鈍く感じるときがあります。

紙の本のようにサッとめくったり、パラパラとめくったりということができません。「Page Flip機能」があるのですが、スピード感がないのでイマイチですね。

それに対して紙の本だと充電不要ですし、特定のページをパッと開いてサッと読むことができる。このフットワークの軽さが紙の本のいいところですね。

メリットもデメリットもあるKindle Paperwhiteは読書を変えてくれる

Kindle Paperwhiteにはデメリットも感じているのですが、それでも持ち運びに便利な面を考えると、外出先で読書をするときに重宝します

ページを行ったり来たりする場合には向きませんが、読み通したいときには圧倒的な便利さをもたらしてくれます。

家でじっくり読書をしたいときは紙の本の方が書き込みができたり、ページをパラパラとめくったりできます。

ぼくの場合は、紙の本と電子書籍の両方で読書をしていくことになりそうですね。Kindle Paperwhiteオンリーというのはいまのところ考えにくいですね。

やっぱり紙の本には「本」という実態を伴った方が印象に残ることもありますし、世界観を享受しやすいと感じます。

それから「あのお気に入りのフレーズを読みたい」と感じたときに、紙の本だと「本の後半のここらへんの左ページの中央部分に書いてあったな」と空間的、物体的に記憶できるので、後から探しやすいです。

もちろん特定のキーワードがわかっていれば、Kindle Paperwhiteなら検索をかければいいのですが、キーワードがわからずに漠然と「なんかいいことが書いてあったはず」というときが往々にしてあるものです。

そんなときに紙の本だとパラパラとめくってたどりつくことができます。これも紙の本のいいところですね。

本を読むという手段がひとつ増えただけで、もっと読書に親しみやすくなりますね。

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