自宅のキーボードはPFUの「Happy Hacking Keyboard Professional BT」を使っています。
僕が使っているのは前モデルのBluetooth接続で、今は新しい「HYBRID」という有線接続にもBluetooth接続にも対応したタイプがあります。
日本語配列のHHKBのキートップは印字がごちゃごちゃしていて、さらにキー側面にも印字されているので、シンプル好きな僕としてはなんとかしたいと思い、一部のキートップを無刻印のキートップに交換して使っていました。
▷HHKBの日本語配列キーを少しだけシンプルに。無刻印のキートップ(英語配列)に交換しました
時間は経ちましたが、その続きとしてようやくHHKBを完全な無刻印にできたので紹介したいと思います。
足りないキートップはメルカリで購入
HHKBには交換用のキートップが販売されていて、僕は英字配列の無刻印キーを購入して替えていました。残念ながら、日本語配列には無刻印のものが存在していません。
もう1セット購入しても良かったのですが、英字配列のキーには日本語配列に使えないキートップがあり、不要なキートップが増えるのもどうかと思い迷っていました。
いろいろと調べてみるとメルカリで個別キーで売っている人がいたので、その欲しいキートップだけを購入しました。
今更ながら気付いたのはHHKBの白色は少し日に焼けて少し黄色っぽくなること。昔のスーファミのような感じですね。
購入したキートップは真新しい白色でしたので、無刻印化をするなら、一気にやった方がいいということに気が付きました。
それか墨(ブラック)モデルを買うかですね(最初から2セット買う方法もありますが)。
EnterキーやShiftキーは塗装
日本語配列のEnterキーやShiftキーは無刻印のものがないので、スプレーで塗装しました。
下地処理をしてグレーのスプレーを使いました。純正の色に近づけようとしたのですが、若干濃いグレーに落ち着いています。
床や壁にビニルシートで養生して、専用の塗装ブースはなかったので、ダンボールで簡易なものを作ってその中でやりました。
そして、発泡スチロールに竹串を刺し、その先端にキーキャップを置き、スプレーを吹きかけました。
塗装は大変だったので二度としたくない。
HHKB(日本語配列)を無刻印化。かなりきれいに仕上がった
こちらができあがったHHKB(日本語配列)の無刻印バージョンです。
Enterキーなどの塗装の仕上がりはムラなく割ときれいです。
でも、塗装だと爪が当たると簡単に剥げるので、ずっと維持するのは難しいですね。もっと良い塗装の方法はないかな。
ちなみに、同じく無刻印化したMacBook Airと並べてみました。シンプルの極みですね。
親指を置くキーを変えている
HHKBは「シリンドリカルステップスカルプチャ」といってキーの面が中央に向かっている設計になっていて打ちやすくなっています。
よく見たら分かるのですが、一番下の段の「英数」「かな」キーについては、同じキーに揃えているのではなく、上段のキーを使っています。
上段のキーを使うことで傾斜を手前に向けています。これは僕が「親指シフト」を使っていて、常にこのキーに親指を置いているので、こうやって傾斜を手前に持ってくることで置きやすく、打鍵しやすくしています。
通常だとキーの角に親指が当たっていたのですが、このようにキーを替えてからは見事に親指にフィットして打ちやすくなりました。
(決してキーが足りなかったからじゃないぞ。)
まとめ
というわけで、HHKB(日本語配列)を無刻印化したという記事でした。
英字配列だと無刻印モデルが販売されていますし、無刻印の交換用のキートップも販売されています。
日本語配列にも無刻印バージョンがあればいいのですが、需要がないのか、日本語配列に関しては無刻印のものがまったくないので、今回のように自分で無刻印化する必要があります。
費用と手間はかかったのですが、キーボードが無刻印化されると見た目がスッキリして気持ちいいですし、かなり使いやすくなったと感じます。
世界に1台だけの自分のキーボードなので、壊れるまで使い倒します!
▷玄人向けのキーボード「HHKB Professional BT」を買いました。外観レビューとファーストインプレッション
▷クセになるキーボード「HHKB Professional BT」を1週間使ってみた感想
▷HHKBの日本語配列キーを少しだけシンプルに。無刻印のキートップ(英語配列)に交換しました