丁寧に生きる『100の基本』松浦弥太郎著

100の基本

大切にしたいこと、自分のルールなどを明文化したもの。

それが「100の基本」です。

気に入ったもの、マネして取り入れたいことを紹介します。

丁寧に生きる『100の基本』松浦弥太郎著

すべては自分の責任と思うこと。他人を責めても何も生まれない。

悪いことが起きたときには、人のせいにしがちです。

そう言うと楽なんですね。自分は悪くないと思えるから。

しかし、そうやってグチったところで何も解決しません。

ですから、何か問題が起こっても、自分にできることは何かを考えることが大切です。

シンプルに生きる。すべきことは少しでいい。

現代は情報化社会です。

あらゆる情報が手に入り、あらゆることができるようになりました。

人間のできることをすべてやろうとしても、到底できるはずがありません。

本当に大切なこと、やりたいこと、欲しいものに絞った方がいいのです。

どんなことにもその先に人がいることを忘れない。

トイレを使った後には、次に使う人がいます。ゴミを捨てた後には、それを回収して処理してくれる人がいます。

仕事でも、自分だけが終わらせればいいのではなく、その先に何があるか想像することが大切です。

心を磨く。そのために本を読み、音楽を聴き、演劇を観る。文化に触れる。

豊かな感性を育むには、文化、芸術に触れることです。

たくさんのことに触れることで人間性を豊かにしてくれるでしょう。

心のこもったおいしいものを食べる

今の時代、簡単に食することができます。

店に入って注文すれば、すぐに食べることができます。

インスタントの食品も溢れていて、簡単に食べることができます。

しかし、毎日食べる食事だからこそ、おいしいもの、丁寧に心のこもった食事をしたいものです。

決して効率化や時短だけでは味わうことができない楽しい食事を。

そんなお店を見つけるもよし、家族に作ってもらうもよし、自分で作ってもいいでしょう。

指先と手を常に清潔に。

最も使う道具と言っても過言ではないのが、手であり、指先です。

手を介して仕事をしているわけですし、意外と人に見られています。

ですから、男性であってもハンドクリームなどを塗った方がいいですし、爪をこまめに切りましょう。

100冊の本を読むよりも、よい本を100回読む。

100冊読んでも、「へ〜すごいね」で終わってしまうでしょう。

しかし、その中から1冊の良本を見つけ、繰り返し読むことで本当に大切なことが見つかるのではないでしょうか。

一年に四度、旬のごちそうをいただく。

現代は多くの食材を季節問わず、年中手に入れることができます。

しかし、一番おいしいのは旬の食材です。

最もおいしい時期に食べることは、季節を感じることができますし、心を豊かにしてくれるでしょう。

一人の時間を大切にする、楽しむ、味わう。

SNSで24時間世界中とつながり合うことができるようになりました。

家族や職場の人だけでなく、ネットの世界の人とも関わっています。

それは、相当のストレスです。

たまには、独りになって、のんびりとした時間を味わいましょう。

自分を振り返る時間にもなるでしょう。

考えや思い、アイデアは、紙に書く。

ふとひらめいたときには、紙に書くようにしましょう。

頭で覚えておこうとしても、忘れてしまうのが人間です。

ちょっとしたメモを後で見返せば、素敵なアイデアとして大きくなるでしょう。

「お金がない」「時間がない」と言わない。

これはよく聞く言葉ですね。

これを言ってしまうということは、自分で自分をコントロールできていないことになります。

限られた資源の中で自分に何ができるか考えましょう。

まとめ

まだまだ多くの基本があります。

どれも簡単なもので、すぐにできてしまうものばかりです。

これらに言えるのは、「丁寧に生きる」ことにつながるということです。

心を磨くことにつながり、人生を豊かにしてくれます。

「100の基本」を作ってみませんか?

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