2016年に読んでよかった本10冊を紹介します!

本

2016年も残すところあとわずかになりました。

今年もいろいろな本を読んできました。本というのは不思議なもので、たくさん読んでも新たな発見があるものです。

では、今年読んでよかったと感じた本を10冊紹介してみたいと思います。

2016年に読んでよかった本10冊を紹介します!

1.幸せになる勇気

100万部を超えるベストセラーになった『嫌われる勇気』の続編です。アドラー心理学が日本中に広がりました。

アドラー心理学をどのように実践すればいいか、その具体について書かれています。

大切なことは子ども時代のライフスタイルから脱却することで、他者から与えてもらおうとするのではなく、他者に与えること。つまり「愛の実践」ですね。そして、それは自分から始めなければならない。

難解なアドラー心理学について、青年と哲人の対話形式により話が進んでいくのでわかりやすくなっています。

「目的論」の話など、アドラー心理学を知ると世界が変わりますし、人に対する見方が変わります。

かなりの衝撃を受ける本です。もう元には戻れません。

本の内容もさることながら、青年の暴言がいつにも増して酷いものになっていましたのが、特に印象的でしたね。

関連:なぜ愛する勇気を持てないのか『幸せになる勇気』岸見一郎/古賀史健著

2.魂の燃焼へ

実業家の執行草舟さんと書店「読書のすすめ」代表の清水克衛さんの生き方に関する対話です。

日本人としての生き方について、違和感をズバズバ指摘する執行さんの言葉がグサグサと胸に突き刺さります。

「横並びの精神」では突き抜けていかない。だからこそ、自分の中に「直の精神」を築くことが大切だといいます。

そして、人は自分の命よりも大切なもののために生きている。だからこそ命を燃焼させねばならない。

これらの言葉は、価値観を揺さぶるに十分なほどあふれています。めったにない「叱ってくれる本」ですね。

自分を貫く大切さを教えてくれる本です。

関連:直の精神で生きよ『魂の燃焼へ』執行草舟/清水克衛共著

3.志高く

ソフトバンク社長の孫正義さんの半生を綴った本です。

幼少期からアメリカ留学、ソフトバンクを創業するまで、怒濤の人生を歩んだその軌跡は「すごい!」のひとことです。

高校生のころに坂本龍馬に影響を受け、家族の反対を押し切りアメリカへ留学。

「勉強の鬼」と化し、トイレに行くときも車を運転するときも、片時も教科書を放さない姿勢。

大病を患ったときでも、決して投げ出さず、困難に立ち向かう生き方。

どんな苦境に立たされても、志のために諦めない。しっかり筋を通すその姿勢。

一気に読める名作ですし、この心構えで仕事に取り組んでいきたいと思わせてくれます。

関連:オーディオブック『志高く 孫正義正伝 完全版』を聴いて血湧き肉躍るを人生を!

4.やらなくてもいい、できなくてもいい。

音楽プロデューサーとして活躍し、SuperflyやCHEMISTRYなどを売り出した後、現在はライフスタイルクリエイターとして、ニュージーランドと東京のデュアルライフを実践する四角大輔さんの著書です。

いまでこそ、メディアに露出し、華やかなイメージがあり、著作も残している四角さんですが、この本を読むと決して楽な人生ではなかったことがわかります。

その苦しさたるや、本を読んでいると、グンと胸に重さを感じます。

学生時代にいじめに遭い、人前で話すときも緊張してまともにしゃべられない。就職も希望通りにならず、仕事もなかなかうまくいかない。

その苦しさの中でも、なんとか試行錯誤して徐々に認められていく過程というのは学ぶものがありますし、タイトルにあるとおり、いまの自分が着実にできることだけをやっていけばいいと教えてくれる本です。

5.ザ・コーチ

住宅メーカーの営業をやっている星野雅彦(36歳)が、営業をさぼろうと思って立ち寄った公園でひとりの老紳士と出会います。

何気ないところから2人の会話が始まります。そこから、夢かなえるためには「目標の達人」になる必要があると教えられます。実はこの老紳士は有名な建設会社の会長だったのです。

そこから2人の交流が始まります。

最初は、夢、目的、目標、ビジョン、ゴールの違いなど丁寧な教えから始まり、スロースタートに感じるのですが、途中から颯爽と物語が進んでいく感覚を覚えます。

ただ目標を立てればいいのではなく、それはなぜなのか、どうやったらいいのか、超具体的な目標設定の方法が書かれています。

あくまでこの本は「目標の達人」になるための本なので、この本に留まらず実行することが大切です。

関連:1年の始めに読みたい!『ザ・コーチ』に学ぶ正しい目標設定の方法

6.賢者の書

仕事にも家庭にも行き詰まりを感じていたアレックスは、衝動的に幼少期を過ごしたドイツのとある公園に向かいます。

そこで出会った少年サイード。彼はボロボロの身なりをしていて、「賢者を探す旅をしてきた」と言います。

サイードから手渡された「賢者の書」を読んでみると…。

サイードが9人の賢者から学んできたことはとても大切なことですし、すべてはパズルのピースだというのも納得できます。

不思議な物語で、最後には「ここがつながっているんだ」と驚かされます。

心が温まる成功哲学の本ですね。

7.10年後世界が壊れても、君が生き残るために今、身につけるべきこと

フツーのサラリーマンである僕の前に、突如現われた紳士。

さえないと思っている僕に対して紳士は成功のための教えを授けるストーリーです。

「夢をかなえるゾウ」に似た展開で、話の内容もどこかで聞いたことがある、ありふれたものかもしれません。

しかし、この本の良いと感じたところは、具体的に日本の将来を見越した上で、今後どのように生きていけばいいかというところです。

ただ単純にこういう技術を身につけたらいいとか、人のために頑張ればいいとかに終始するのではなく、これからの時代を見据えた上でどう考えればいいかってのはストーリー形式だからこそ、考えるきっかけになるものです。

原理原則からいうとシンプルなもので、「成功するまであきらめないこと」や「計画・実行・修正のサイクルを淡々と回し続けていくこと」など結局そこに落とし込まれます。

だからこそ、確認のために読み返したい1冊になりました。

8.「生きがい」とは何か

「生きがいとは何か」というのは人生において永遠のテーマです。「人生=生きがいを見つけること」といってもいいでしょう。

その中で著者が様々な文献を基に「生きがいとは何か」について述べています。

1989年の発行は古いのかもしれませんが、「haveの時代は終わった」というくだりは、現在の捨てることやミニマリズムに代表されるモノとの向き合い方ですし、根源的な働き方の部分についても、何に働く価値を見出すということも現在と何ら変わらないことですね。

大量の参考文献を基にした構成となっているので、読みごたえがありますし、折りに触れて読み返し、自分を見つめ直すきっかけにしたい本です。

9.人生を変える読書

2件の殺人事件により、無期懲役に服している美達大和さんが獄中で読んだ本の中から厳選したものを紹介している本です。

自らを本の虫だといい、獄中でひたすら本を読んでいます。その数は月に100から200冊です。

本書はビジネス書から子どもに読ませたい本まで様々なジャンルの本が紹介してあり、どれも生き方や生命について考えさせられる深いものばかりです。

すでに読んだことがある本もあれば、本書を読まなければまったく触れなかった本までいろいろあります。

この人には不思議なものを感じていて、自分の信念が全くブレない生き方をしている人です。

この本に紹介してある本を読んでみたいと思わせてくれます。

それくらいこの人には不思議というか魅力というか、何かを感じているんですね。

10.ジャン・クリストフ

全4巻にわたる壮大な物語です。音楽家の一家に生まれたジャン・クリストフの一生が描かれています。

幼少の頃から様々な困難に遭い、時代のうねりに巻き込まれながらも音楽家として奮闘するクリストフ。

愛する人や親友との出会いや別れがあるなど、まさに壮絶な人生。

そんな中においても、決して自分の信念を曲げなかったクリストフには心震えるものがあります。

ここで紹介するのがはばかられるくらいの名作ですね。

10代のころに読んでおきたかったなと思える本でした。

まとめ

普段、ビジネス書ばかり読んでいて小説は読まないんですが、振り返ってみるとストーリー形式の本が多かったですね。

心揺さぶる本の方が印象に残りやすいということですね。

やっぱり本を読むのはいいですし、自分を違う世界にいざなってくれます。そして自分がどう影響を受けて何をなすべきか。

そんなことを考えさせられます。また、折りに触れて読み返したいですね。

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