成果を出すための自己管理『一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか?』小川晋平/俣野成敏著

習慣

このブログでもたびたび習慣化について述べていますが、それぐらいぼくの中では「習慣」が大切だと思っています。

「習慣は人をつくる」んですね。

「はじめは人が習慣をつくり、それから習慣が人をつくる」イギリスの詩人 ジョン・ドライデン

習慣に関する本もよく読みますが、今日は『一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか?』という本を読みましたので紹介します。

一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか?

一流が何かというのはさておき、習慣にこだわるのは「成果をあげる」ためです。

成果を上げる習慣を身につけることで、自立したビジネスパーソンになることができます。

著者の小川さんは、ダメサラリーマンだった24歳のときに、恩人である投資家からの厳しいひとことによって、気持ちを入れ替え、悪い習慣を少しずつ良い習慣に変えていきました。

そんな「自己管理マニア」で、より成果を出すためにはどんな習慣を身につけたらいいか考えている著者が53の習慣を述べています。

自己管理とは限りある資源をいかに使うかということ

自己管理とは時間や残存エネルギーなど、限りある資源をうまく配分することです。

他人とのスケジュールがどんどん詰まってきて、自分の時間が確保できないようではいけません。先に自分とのアポを入れておいて、「緊急ではないが重要なこと」を定期的に行う必要があります。自分の時間を自分でコントロールすることが大事です。

また、起床後が一番エネルギーのある状態ですので、一日の早い段階で重要なことを行うようにします。エネルギーの高い状態で行うことで成果を出しやすくなります。

逆に、一日が終わったアフターファイブには、ほとんどエネルギーが残っていませんので、そこにジム通いや英会話のレッスンなどを入れてしまうと、挫折しやすくなります。
「今日はまぁいっか、疲れてるし」と。

ですから、重要なことは残存エネルギーの高いときにやるべきです。こうやって限りある資源をうまく管理することが大切です。

睡眠時間が最重要

一日のエネルギー、体力や集中力を回復するための睡眠は最も大切な時間です。

そこを削ってしまうと高いパフォーマンスは発揮できません。ですから、早寝早起きをするためにも、家に帰ってダラダラ過ごす余裕はありません。

「寝不足は人生の残業」とまで言えるくらい、眠りに対してこだわりを持つべきです。

一日の設計を睡眠時間から立てることで、ムダな時間を過ごさず、睡眠時間を確保し、翌日はリフレッシュして仕事に臨むことができます。

成長を加速させるための「週報」

会社では組織レベルでPDCAを回そうなどと言われることも多いですが、これが個人レベルになると途端に行いません。

そこでPDCAを個人で回すための手段として、毎週の振り返りを行います。著者がクライアントのために作成した「週報」が紹介されています。

  1. 過去一週間、やろうとしていたことは何ですか?
  2. 今週実行したことで「特筆すべきこと」「将来の仕事を楽にすること」は何ですか?
  3. 10年かけて願いがひとつ叶う魔法を持っています。何を叶えますか?
  4. その願いを実現する上で、課題になっていることは何ですか?
  5. それをすでに解決している人、参考になる人、質問すべき人は誰ですか?
  6. 今週死んでしまうかもしれません。この一週間でやめるべきことは何ですか?
  7. これからの一週間、やるべきことは何ですか?
  8. 実行にあたり問題になりそうなことは何ですか?
  9. 目の前で「自分」が悩んでいたら、どんなアドバイスをしますか?
  10. それで、資産は増えましたか?

自分を振り返ることで、自分の成長を速めることができます

なぜ「週報」かというと、「月」だと日数が異なりますし、「日」だと忙しい日などは書くことができません。しかし、「週」だと日数が毎回7日で同じですし、ある程度の時間的な余裕もありますので、一番適しています。

まとめ

「自己管理」というと厳しくしなければならないイメージを持つかもしれません。仕事で成果を出すためには、最低限備わっていないといけない能力です。

自己管理とは究極を言えば、大きな目標を実現するために悪い習慣をやめて良い習慣を取り入れることに過ぎません。決して、タスク管理やスケジュール管理のことではありません。
「大きな目標」とは汎用性が高いという意味。理想を言えばBE。こんな人間でありたいという長期の目標です。大きな目標を実現するための選択肢は無限にあるので、自己管理とは本来、自由度が高く、楽しいものです。(P.217)

この本を読んで、自分の自己管理はまだまた甘いなと思いましたし、「成果を出すため」の習慣を意識して取り入れているというと、そこまで到達していないと感じました。

要は毎日ぬるま湯に浸っているような感じです。

習慣というのは一気に変えることはできません。ある程度の期間も必要です。徐々に自分の思考や行動を変えて自分の力を引き出していく。

今も習慣化については、いろいろ取り組んでいるところですが、これからも大切にしていきたいと思いました。

ちなみに、本書の最後には、読者プレゼントとして、週報のテンプレートや「人生を変えた書籍」のまとめなどがあります。

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