最近はブログを書くことがどんどんラクになってきました。
自分の中でブログに対して向き合っている時間が増えてきたので、記事を書く心理的なハードルが下がっていると感じています。
ブログを書いている期間が長くなってくると、少しずつ変化を感じてきます。今回はそれについてまとめておきます。
自分の考えが洗練される
自分の考えをブログに書こうとしたら、頭の中でモヤモヤしていることを言語化しなければなりません。
普段であれば、人に話したり、Twitterでつぶやいたりしたらそれで終わりですが、ブログにひとつの記事としてまとめようとしたら、自分の中で考えを整理する必要があります。場合によっては、情報を集めて再構築する場合も。
何を感じたのか、どうしてそう思ったのか、なぜこれがおすすめなのか、何が言いたいのか。説明するためには考えて、その考えたことをつなぎ合わせていくイメージです。
そうやってひとつの記事にしていく。上手くまとまらないことも多いですが。
これを繰り返していくことで、どんどん自分の考えが洗練されていくんですね。
これは他のブログを見ていて思うのですが、初期のころの記事よりも最近の記事の方が、簡潔にまとまっていてスッキリしている印象を受けます。流れるようなイメージ。
これは書き手の中で思考が整理されていくからでしょう。
自分の考えをまとめるというのは、ブログだけでなく日記でもできます。でも、ブログは人の目にさらされることになるので、ダーっと書くのではなく、推敲が必要になってきます。
そのときに余計なものが削られていく。そうやって自分の中で考えが整理できるのはブログのいいところです。
アウトプット前提の過ごし方になる
これはよく言われていることですが、アウトプットありきのインプットになります。
ブログを書く前提で１日を過ごすと、何かブログに書けることはないかとネタを探すようになります。
視点を変えて１日を過ごすと、日常がネタの宝庫になるんですね。
人と話していたときに気づいたこと、読んだ本から学んだこと、新しく買ったモノを使ってみた感想や人を観察して気づくこと。
記事を書こうと考えながら過ごすだけなんですけど日常の過ごし方が変わってきます。
自分に対する誓約になる
ブログでこういうやり方がありますよ、こんな考え方どうでしょうか、と提案することもあるわけですが、提案しておいて肝心の自分ができていないとカッコ悪いなと。
ブログに書いたことができていないと、自分を律するようになります。「おっといけない、やろう」と。
ブログが誓約になり、制約にもなります。クラピカみたいですね。
「ダイエットをやります」って宣言するとあとに引けなくなるのと一緒ですね。宣言したらやらざるを得なくなります。
それと一緒なんですね。
おわりに
ブログを書いていると日常に気づきが生まれてきます。
普通に生活していたら、なんとなく流してしまうようなことでも、ふと引っかかる。
これブログに書けるかなとか、記事にするためにもう少し調べてみようとか、試してみようとか思えるんですね。
そうやって一歩踏み込んだ生活をしていると、自分の中で微妙な変化が起こってくる。
だからブログって面白いんですね。
