夢や目標に関する本を読んでいると、よく「ビジョンを描け」ということが書いてあります。将来、自分の夢がかなった状態を思い描くことを勧めています。
5年後、10年後には自分はどうなっていたいのか、その理想像を描くわけです。
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でも、なかなか描きにくいということはありませんか?
普段、そこまで将来のことを考えているわけではないので、いざ考えようとしても思い描きにくい。
そこで考えたのが「今日一日を想像してみる」ということです。
長期ビジョンを描きにくいなら、今日1日を想像してみる
現実とかけ離れ過ぎていると想像しにくい
ビジョンとは「将来の光景」のことですが、その細部までありありと描けといわれても、いまの自分とあまりにもかけ離れ過ぎていると想像しにくいものです。
まだやってきていない将来のことを想像するのですから、当然といえば当然のことですね。
さらに昨今のネットの発達により検索すればなんでも出てくる世の中になってきたので、想像する機会って少ないのではないでしょうか。
海外旅行へ行って初めて見た光景に感動するというよりも「どこかで見たことある〜」と感じることもあると聞きます。
ですからまずは想像力を発揮してみることが重要ですね。
今日1日を想像してみる
将来のことを想像するのが難しいのなら、まずは「今日1日がどんな1日になるか想像してみる」ということがあります。
- 仕事で特定のタスクを終わらせたとき
- 前から欲しいと思っていたモノを買ったとき
- 初めて行くお店に行ったとき
- 今日のランチを食べたとき
これらの場面を想像してみて、自分がどんな感情を味わえるかを想像してみる。
これくらいだったら想像できるのではないでしょうか。
そして、1か月後、半年後、1年後とスパンを長くしてみる。そうやって想像力を駆使してみるというのもおもしろいですね。
大人になったからこそ想像力を膨らませることが大事
子どものころは経験したことが少ないので、いろいろなことを想像しては楽しんでいたものです。
しかし大人になるとあらゆることを経験しているので、想像力を発揮する場面って少なくなってしまいます。仕事などで忙しくしているとなおさらですね。
でもこうやって短いスパンからでも想像することで、将来に対してワクワクすることができます。
この感情が何事にも挑戦するための原動力になるといいます。
想像力を駆使することができれば、長期的なビジョンを描きやすくなりますね。