「アウトプット」と一言でいってもその方法は色々あります。
人に話す、ブログに書く、企画書にまとめるなどあると思いますが、僕はとりあえず自分の中から何か出せばいいだろうくらいにざっくりと思っていました。
そうすると、思ったほど自分ってアウトプットを出せていないことに気づくわけです。で、興味を持って手に取った本が「学びを結果に変えるアウトプット大全」です。
「アウトプット」についてまとめられている良書だったので紹介したいと思います。
アウトプットなくして現実は変わらない
本書は「アウトプットとはなんぞや」から始まり、具体的なアウトプットの方法まで多岐にわたって書かれています。
その中でも最初に触れられているのが、学生も社会人もインプットの方が多いということです。どうしても教科書を読んだり、本を読んだりして知識を取り込むことが重視されていて、それを実際に使う、誰かに伝える割合が少ないです。
インプットが増えると自分の中の世界観は変わるのですが、行動に移さない限り現実世界は変わらないといいます。
つまり、現実を変えるためにはアウトプットが欠かせないということです。
書くことにより脳が活性化される
本書では、アウトプットは3種類あるといいます。
- 話す
- 書く
- 行動する
これらの行動により記憶することを脳科学的に運動性記憶といい、より記憶に定着しやすいとのこと。だから積極的に行うべきなんですね。
特に役に立つと思ったのが「書く」こと。
文章の書き方や企画書の書き方、そういった書き方全般についてどうすれば良いアウトプットが出せるかということが書かれています。
ちょっとした気づきを大切にする
自分の中からアイデアを出そうと思ったら、ちょっとした気づきを膨らませていくことが欠かせません。それは思いついたら数秒で忘れ去られてしまうようなものです。
だから、思いついた瞬間を逃さずメモしましょうと。
アイデアを書きまくってアウトプットにつなげるわけです。
まとめ
この本を読んで、アウトプットといいながらもその方法はいろいろあるということを改めて知りました。
僕はアウトプットが足りていないなと気づきましたね。本を読んだり、ネットから情報収集したりしてインプットが多く、アウトプットが疎かになっていました。
そのアウトプットの方法はブログに書くだけでなく、人に話す、日記を書く、SNSにアップするなど、方法はたくさん紹介されているのでとても参考になります。
アウトプットを意識していきたいですね。