Appleのワイヤレスイヤホン「AirPods」を1年間使ってみた感想

2017年12月にAppleのワイヤレスイヤホン「AirPods」を購入してからもうすぐ1年が経ちます。

生活が変わる。ワイヤレスイヤホン「AirPods」を購入しました

僕は初めて「ワイヤレスイヤホン」というモノを購入しました。今までケーブルのあるイヤホンを使っていて、それが普通だと思っていたので、このケーブルのない「AirPods」がこんなにも便利だとは思いませんでした。

通勤などの移動中に音楽を聴いているのですが、ケーブルが絡まないことがこんなにもラクだとは思いもしませんでした。もうケーブルのあるイヤホンには戻れそうにない。そんな心境です。

今回は「AirPods」を1年間使ってみた感想を書いてみたいと思います。

Appleのワイヤレスイヤホン「AirPods」の良いところ

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「AirPods」を1年間使ってみて感じた良いところはこんな感じです。

  • ケーブルが絡まる煩わしさから解放される
  • フットワークが軽い
  • 遮音性が低いので移動中に使える

ケーブルが絡まる煩わしさから解放される

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やっぱり何と言ってもケーブルが絡まないことが最高ですね。ケーブルのあるイヤホンを使っていたころは、いちいち結んでカバンの中に入れておいて、いざ聴こうと取り出したら上手くほどけず絡まってしまう。

それなら音楽は聴かない。そんなことは頻繁にありましたし、音楽を聴いているときにケーブルを引っ掛けてしまいイヤホンジャックから外れてしまうこともありました。

その煩わしさから解放されるのは本当に良かったです。

今となってはケーブルのあるイヤホンを使おうとは思わないですね。

フットワークが軽い

次に感じることは、フットワークが軽くて使いやすいことです。

電源ボタンがなく、「AirPods」を耳にはめるだけで電源が入り、すぐに音楽を聴くことができます。そして耳から外すだけでオフになる。これがとても便利です。

他のワイヤレスイヤホンであれば、物理ボタンを長押しして電源を入れ、iPhoneと毎回ペアリングをしなければならないなど、いろいろと面倒だったのですが、この「AirPods」はとても手軽に音楽を聴けるワイヤレスイヤホンです。

それからダブルタップの設定ができます。iPhoneのBluetoothの設定からダブルタップした場合のアクションを決めることができます。僕は左を「再生/一時停止」、右を「次のトラック」に設定しています。

こうすれば、iPhoneをポケットに入れたまま、「AirPods」を耳にはめて左の「AirPods」をダブルタップするだけで音楽を始まります。これ超便利。

遮音性が低いので移動中に使える

音質については賛否両論がありますが、僕は遮音性の低さが良いと感じています。僕の使い方は外出時の移動中に使うことがメインなので、遮音性が低く周りの音が聞こえるのはありがたいことです。

音質については基本的に外出中に使うのであまりこだわっていません。正直「めっちゃ音がいい」と感じることはありませんが、音が割れたりして聴くに堪えられないということはありません。

「AirPods」の惜しいところ

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こんなにも便利な「AirPods」ですが、使っていて感じた惜しいところもあります。次のようなこと。

  • 価格が高い
  • 汚れが目立つ
  • ペアリングが面倒
  • 充電が面倒

価格が高い

まずもって言えることが価格が高いです。16,800円(税別)もします。ケーブルのあるイヤホンを使っていたときは、3,000円を超えるモノを購入するときですら慎重になっていたので、この「AirPods」はイヤホンにかける金額としては高いと感じます。

その代わりにケーブルから解放されるわけで、そこはどれだけ使用頻度が高いとかその人によるかと思います。そう考えると僕の場合は、ほぼ毎日使っているので十分元は取れているのかもしれません。でももう少し安くなってくれたらうれしい。

汚れが目立つ

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「AirPods」は純白ともいえるホワイトでシンプルなデザインなので、これはこれで好きなんですが、白いがゆえに汚れが目立ちます。耳にはめるので耳あかも付きますし、ケースの内側も黒ずんできます。こまめな掃除は欠かせませんね。まぁ、1日の終わりにウェットティッシュや綿棒で軽く拭く感じですね。

ペアリングが面倒

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ここはトレードオフの話なんですが、ペアリングって結構面倒くさくないですか。

ケーブルのあるイヤホンを使っていたころは、イヤホンジャックをiPhoneやiPod、MacBook Airに物理的に差し込むだけだったので簡単だったのですが、ワイヤレスイヤホンになるとデバイスとペアリングという作業が生じてきます。これがいまだにめんどい。

Bluetoothの設定から「AirPods」を選択するわけなんですが、これが微妙に接続に時間がかかります。その時間長いときで数秒。結構これが待ち遠しく感じます。

シームレスといいながら、デバイス間の接続を頻繁にやるのは得策ではないと感じたので、最近ではMacBook Proとはつながなくなり、iPhone専用で使っています。

それでもいつの間にかペアリングが解除されているときがあり、普通に「AirPods」で聞こうとしたらiPhoneのスピーカーから音楽が流れるということもあります。なんでなんでしょう。

充電が面倒

こっちもトレードオフの話。ケーブルのあるイヤホンであれば、そもそも充電の必要がないわけなんですが、ワイヤレスイヤホンであれば電力を供給する必要があります。

1回の充電で数時間使えるので基本的には充電の心配はないのですが、数日使っているとケースの充電がいつの間にかなくなっていることがあります。

そんなときはケースを充電するわけなんですが、充電するガジェットが増えるのはあまりミニマルではないなと感じてしまいます。

ケーブルが絡まる煩わしさから解放される代わりにペアリングや充電しなければらないという新たな煩わしさが生じます。ここはトレードオフかなと。それでもケーブルが絡まる不便に比べればマシだと思います。ちょっと都合が良すぎかな。

まとめ

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というわけで、Appleのワイヤレスイヤホン「AirPods」を1年間使ってみた感想をお届けしました。

コンパクトなのでいつも持ち歩いていますし、「ちょっと音楽聴こうかな」というときにサッとケースから取り出して耳にはめてダブルタップするだけで手軽に音楽を聴けます。単純に続きから聴くだけならiPhoneを開く必要もありません。

メリットもデメリットもありますが、総じていえば「AirPods」にとても満足しています。iPhoneとの親和性も高く、他のワイヤレスイヤホンと比較しても使いやすいのでとても快適です。

「AirPods2」が登場するというウワサもありますが、いろいろな面で性能が向上することを期待しています。

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