ランニングするとき、どこを走っていますか。
同じコースをぐるぐる回ったり、どこか目標となる地点までを往復したり、あるいは自由にいろいろなところに走りに行ったりするかと思います。
自由気ままに走れるのがランニングの良いところです。
ぼくは普段、「周回コース」を走っています。川沿いのコースで、橋を渡って対岸を走り、また橋を渡って戻ってくる。この周回コースをぐるぐる回っています。
この周回コースが実に気持ち良いです。気持ち良く走ろうと思ったら、この周回コースをおすすめします。
自分のペース・調子がわかる
同じところを走ることになるので、1周の距離が決まります。何周も走っていると、大体のペースがわかってくるんですね。1周は何分くらいだと。
このペースがわかってくると、自分の調子もわかってきます。
ペースが普段よりも遅いと「疲れがたまっているんだな、じゃあ距離を短くしよう」とか、「今日は調子がいいから、もっと周回数を増やそう」とか、「最後1周はラストスパートをかけよう」とか、同じ距離に対していろいろな走り方ができます。
これが往復コースだと、行ったら帰ってくるだけなので、途中で離脱することもできません。
ランニングに集中できる
ランニングで一番困るのが、ペースが乱れることです。
信号があると、その度に止まることになるので、一定のペースを刻むことができません。ランニングハイも来ないんですね。
でも、周回コースだと信号もないので集中して走ることができます。車も来ないので、気にする必要もなく安全安心です。
おわりに
周回コースを走るのは、学校や陸上競技場のトラックを走ることと同じです。
常に同じところを淡々と走る。この淡々と走るのが好きなんですね。
集中して走ることで、自分の呼吸を感じることができる。禅のようなものですね。ひたすら没入する。
ぼくはこの周回コースを走ることで、安定した走りを実現できていますし、走力は上がったと思います。
でも、景色が変わらないので飽きてくるかもしれません。
いつも同じところを走って飽きるようでしたら、周回コースにこだわらず、いろいろなところに走りに行きましょう。
楽しんで走ることが、ランニングを長く続ける秘訣ですよ。