2016年も残すところあと2か月となりました。年末といえば手帳の買い替えシーズンですね。
この時期にロフトや東急ハンズに行けば、いろんな手帳が売られていますね。デジタルの時代でもアナログの手帳は人気です。
今回はその中でも珍しいアートプリントジャパンの「ガントチャートダイアリー」を紹介したいと思います。
プロジェクト管理に適した手帳です。でも、ぼくはちょっと変わった使い方をしています。
▷【2019年】プロジェクト管理ができる手帳「ガントチャートダイアリー」を購入しました
プロジェクト管理に適した「ガントチャートダイアリー」を買ってみた
ガントチャートとは、
ガントチャートとは、プロジェクト管理や生産管理などで工程管理に用いられる表のことです。
棒グラフの一種でもあり、横棒で作業の進捗状況を表すことで、視覚的に把握することができます。ガントチャートは、1910年代にアメリカ人の機械工学者であり経営コンサルタントでもあったヘンリー・ガントによって考案されました。
プロジェクトを管理するために、プロジェクトの各段階を細かく作業単位まで展開しWBS*で階層を表示し、全体の作業の流れおよび進捗状況を表したものです。
縦軸でWBSを表して、作業内容・担当者・開始日・終了日・作業間の関連などを置き、横軸に日時(時間)をとって、横棒によって行う期間と進捗状況などを視覚的に示した図です。
各作業の開始・終了時期、作業の流れ、進捗状況などが把握しやすく、プロジェクト管理者やメンバーにとって非常に有効な管理手段です。*WBS = Work Breakdown Structure
計画を立てる際に用いられる手法の一つ。
プロジェクト全体を細かい作業に分割した構成図のこと。via:ART PRINT JAPAN
▼こちらがその「ガントチャートダイアリー」です。サイズはA5です。ぼくの場合、A5サイズがちょうどいいと感じています。他にはB5もあります。
▼2017年版からはクリアカバーが付いてリニューアルしました。これで汚れから手帳を守ってくれるのでうれしいですね。
▼使い方の例としては、プロジェクト管理があります。1つのプロジェクトに対して、いつ、何をすべきかを俯瞰して見ることができます。進捗状況を把握するのに適していますね。
▼主婦の場合だと、プロジェクトを家族に置き換えて、それぞれの予定を把握することもできます。
▼1か月のチェックにも使えます。ぼくがメインで使いたいのがこの「習慣チェック」ですね。
▼学生の場合だと、活動ごとに予定を管理することもできます。
手帳の中身を紹介
▼まず最初に年間カレンダーがあります。2017年の手帳ですが、2016年から2019年までトータルで4年間の表記があります。前年だけでなく、この先2年間も見られるのは便利ですね。
▼次に年間のページがあります。ここで年間の予定を管理することができます。
▼1行が5mmくらいなので、割と細い方かなと感じます。
▼続いて、月間ページがあります。通常の手帳と同様に月間の予定を管理することができます。
▼1日の枠に罫線が引いてあるので、スケジュールを記入しやすいですね。それから「今週が第何週なのかが表記されているのはうれしいですね。
▼幅は大体5mmくらいなので、細いペンで書くには十分なスペースです。
▼ページの右上が、何月なのかひと目でわかるようになっています。ミシン目がついているわけではありませんが、先月分を切り取ってしまえば、すぐに該当の月を開くことができそうですね。
▼そしてメインのガントチャートのページです。1か月ごとのページになっています。
▼それぞれのプロジェクトの行に数字が割り振られていて、トータルで10個のプロジェクトを管理することができます。さらに1つのプロジェクトに対して上下に罫線が入っているので、補足情報を書いたり、いろんな使い方ができそうです。
▼幅は9mmくらいですね。十分書き込むスペースがあります。
▼1つのプロジェクトに対して上下2つに分かれているので、トータルで20行あるということですね。
▼最後はメモページがあります。方眼タイプで18ページあります。
▼3mmの方眼なのでかなり細かいですね。この中に文字は書けそうにないです。
ガントチャートをぼくならこう使う!
▲ぼくは習慣化のために使っています。写真は今年、2016年のガントチャートダイアリーの1ページですが、こうやって習慣化を図るために使っています。
習慣化の管理であれば、iPhoneアプリでもできるのですが、手帳だと俯瞰できるのでパッと見た瞬間に、できた日が多いのか、できなかった日が多いのか一目瞭然です。これがモチベーション維持には欠かせない。
また、手書きをすることになるので、丸をゆっくり書くと、習慣化したい行動に対する達成感が生まれますし、自分と向き合う時間になります。この使い方が気に入っています。
まとめ
手帳としては珍しいプロジェクト管理に適したものになっています。それぞれのプロジェクトに対してどういう行動をとればいいのかわかるので便利ですね。
でもぼくはちょっと変わった使い方をしています。習慣化のためにこういう手帳を探していたというのもあります。
価格は950円(税別)なので、手帳としては安い方ですから、サブの手帳として使っています。要は習慣化のためだけに使う。
シンプルな手帳なので、手帳そのものの厚さもありませんし、1冊持っていてもよさそうですね。
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