「なれる!SE 5 ステップ・バイ・ステップ?カスタマーエンジニア」は超過酷な全国行脚

最近はずっと「なれる!SE」シリーズを読んでいます。

主人公の桜坂工兵くんが就職したブラック企業のシステム開発会社での奮闘を描いた物語です。

毎回無茶振りをされながら、困難な問題が起きても何とかして解決していく姿に奮い立たされます。

今回は第5巻「ステップ・バイ・ステップ?カスタマーエンジニア」を紹介したいと思います。

いつものように社長の無茶振りから、日本全国を行脚する案件を請け負ってしまった工兵くんとその上司の室見さん。

超過密スケジュールの中、行く先々でトラブルに見舞われながらも案件を無事に終えることができるのか。

工兵くん、西日本を巡る

工兵くんはシステムエンジニアなので、ただでさえ激務で、深夜残業、休日出勤は当たり前。なのでめったに休みなんて取れないわけです。これは結構ヒドいものです。

なんですけど、今回は大型案件が片づき、直近までやっていた業務も何とか終わったため、三連休前の午後から休みを取れるようになりました。休日出勤もしなくて済みそうです。

ここで大人しく退社しておけば良かったのですが、ワーカーホリックな工兵くんは、ついついちょっとした仕事を見つけては対応してしまうんですね。来週にしておけばいいものを。

そうしたらいつの間にか定時を過ぎ、夜中になってしまいます。そんな中、上司の室見さんが会社に帰ってくるわけです。「桜坂〜っ」って。

そうしたら社長が持ってきた案件をやらされる羽目になります。内容は、クライアントのサーバーの現地設置作業。全国を巡って作業をしなければならなくなりました。

工兵くんが担当するのは西日本です。出張なので、観光気分で行けるのかと思いきや、室見さんからこんなことを聞かされます。

「十月三日に福岡、四日に広島、翌日朝一で神戸、午後に京都行ってそれから」

「ちょっと待ったああああ!」

工兵くんの「ちょっと待った」も分かる超過密スケジュール。

案件受注の際に稼働を十分に取れなかったせいで、まさかの全国行脚を過密日程でこなさなければなりません。ちなみに10月3日は土曜日なので、見事に三連休が潰れます。

こんな感じで室見さんは東日本、工兵くんは西日本を分担して2人だけで現地作業を進めていくことになりました。

おわりに

業者の手配が行き渡っておらず、現地に到着しても、すぐに作業ができず、何時間も待たされたり、事前に聞いていた情報と現地の状況が異なっていて、作業に支障を来したり、散々な目に遭いながらも現地作業をこなしていくこと工兵くん。

トラブル続きの中、さらにトラブルも重なり、なぜか静岡の工兵くんの実家に室見さんと泊まることになったり、工兵くんの家族とトラブったり波乱だらけの巻になっています。

でも、なんやかんやでトラブルを解決していく工兵くんの適応力の高さに驚きます。ちょっとした雑談レベルの会話の内容を覚えていて、それがトラブル発生のときにつながり、トラブルを解決させるという機転の良さは見事です。

この「なれる!SE」シリーズは、工兵くんの奮闘ぶりにいつもやる気をもらえる本ですね。