最近、主流になりつつある完全ワイヤレスイヤホン。街中でも使っている人が増えてきたなと感じています。
僕も2017年12月にAirPodsを購入してからというもの、毎日の通勤で欠かさず使っています。ケースから取り出しただけで電源が入り、ペアリングもスムーズにできるので、音楽を聴きやすくなりました。もちろんケーブルが絡まる煩わしさからも解放されました。
そして、ランニングのときには、同じく完全ワイヤレスイヤホンの「Touch Two」を使っていました。しかし、こちらは購入から半年ほど経過したときに、左側のイヤホンの音が聞こえなくなりました。何度充電しても電源が入らず、結局使えなくなりました。やっぱり3,000円程度の安物だと壊れやすいのかもしれません。
そこで、もう少し値段の高いものでもいいので、ランニングで使える完全ワイヤレスイヤホンがないか探してみたところ、「Zolo Liberty」が良さそうだったので購入してみました。価格が１万円以下なのですが、音はクリアに聞こえますし、接続も安定しているのでとても満足しています。
完全ワイヤレスイヤホン「Zolo Liberty」レビュー
充電はイヤホン単体で3.5時間も使えます。ケースを使用すれば24時間も使用できます。日常生活で使うには十分ですね。
防水規格が「IPX5」ということで、これは「あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない」というものです。なので、ランニングで汗や水に濡れても大丈夫です。
シンプルなホワイトのデザイン
こちらが「Zolo Liberty」です。カラーはブラックとホワイトがあるんですが、僕は「ホワイト」を選びました。基本的にイヤホンは白いものをずっと使っていたので、今回「Zolo Liberty」を購入した理由がそれでもあります。イヤホンがブラックだと重々しい感じがするので、白い方が好きですね。
ケースはとてもシンプルです。プラスチック製なんですが、光沢感があり光の当たる角度によっては少しキラキラします。ちょっとおしゃれですね。
大きさはAirPodsに比べると大きいです。AirPodsの２倍はあるので、ポケットに入れらないことはないのですが、少し嵩張ります。
使ってみた感想
使い方は、ケースからイヤホンを取り出すと自動で電源が入り、iPhoneとペアリングされます。
結構、大きめのイヤホンなので、耳の穴をすっぽり覆うようにフィットします。そのため、密閉感があり、遮音性が高いです。雑音とか聞こえにくくなります。
音質については、十分良いと感じます。音もクリアですし、低音もちゃんと聞こえるので僕は十分満足です。
接続も安定しています。以前使っていた「Touch Two」は片方の接続が切れることが多かったのですが、この「Zolo Liberty」は接続が切れることが今のところありません。ちゃんと両方のイヤホンで安定して音楽を聞くことができます。片耳だけから聞こえてくるということがありません。
デメリット
僕が感じるデメリットは、AirPodsのように耳から外すだけでは電源は切れないことです。ケースに収納するか、物理ボタンを長押しして電鍵をオフにする必要があります。そのへんの手軽さがないですね。
それから、僕はランニングをするときは、川沿いを走っているので、車など、周りの音が聞こえなくても問題はありません。
しかし、一度、通勤時に自転車に乗っているときに使用したのですが、驚くほど周りの音が聞こえませんでした。すれ違う車の音や後ろから自転車が迫ってくる音など、ほとんど聞こえない。
イヤホンが耳にフィットして音楽に集中できるのは良いのですが、これはこれで危ないと感じました。なので、通勤時はAirPods一本でいこうと思います。AirPodsは周りの音がしっかり聞こえるんですね。
まとめ
値段は7,999円と、１万円以下です。ワイヤレスイヤホンだと、高いものは２万円とか３万円しますし、「AirPods」でも16,800円（税別）と、イヤホンに出すお金としてはかなり高い方です。
かといって、僕の経験上、3,000円程度のものだと接続が安定しませんでしたし、数か月使っていると電源が入らなくなってしまいました。
そう考えると、この「Zolo Liberty」が完全ワイレスイヤホンを試してみたい人にとっては、実際に手を出せる範囲なのではないかと思います。上位機種の「Zolo Liberty+」は15,000円と倍近くしますし。
音質も十分良いものだと感じますし、今のところ接続も安定しています。ケーブルの煩わしさから解放されたい。ワイヤレスイヤホンを試してみたい人にとっては十分価値があります。
