目標を達成するために行動計画を作ろう

計画

目標を達成しようと思ったら、目標を決めるだけでなく、達成するために行動計画を作る必要があります。目標に対してどの時点でどういう状態になっておけばいいか目印のようなものですね。

行動計画を作ることによって、毎日の具体的な行動を導き出せます。

目標を達成するために行動計画を作ろう

月ごとの達成すべき水準を決める

わかりやすい例としてあげるのが定量的な目標の場合です。今年1年間の目標を数値で決めたとします。

その目標を単純に12で割って月ごとに割り当てるようにします。

Excelでも作れますよ。

月ごとにどの水準に達していればいいか一目瞭然なので1年間の流れがわかります。

今日何をすべきかを決める

月ごとの目標が決まったら、次は週単位、日単位に分解していき、今日何をすべきかを決めます。これが日課になるわけですね。

週単位の目標は「1か月に250km走る」という目標に対して、1週間に落とし込むと4週であれば62.5km、5週であれば50kmということになります。厳密にやってもいいのですが、割とざっくりな目安くらいに思っておいた方がいいです。

1週間の目標から1日の行動を導き出します。平均すると8kmくらい走ればいいことがわかります。これが日課になるわけです。

しかし、できない日もあるかもしれませんので、1週間の中で調整すると無理がありません。

1日8km走ると決めているのに休んでしまった。すると翌日は16km走らなければならない。どう考えても無理がありますよね。

でもこれを1週間の中で帳尻を合わせることができれば、たとえ1日走れなくても翌日に10km走ろうとか、週末に20km走ろうとか調整できるわけですね。これくらいの柔軟さは持っておきたいところです。

そう考えるとそもそもの目標設定に無理がないか検討する必要も出てきます。

毎日カツカツで余裕がなくて、毎日全力疾走しなければならないような目標であれば、息切れしてしまう可能性が高くなります。そんな日課になるときは目標設定に無理があるので、水準を引き下げましょう。

もちろん短期的に絶対達成したい目標、たとえば来年には留学したいから英語の勉強をする、転職をしたいから資格取得の勉強をする、それ以外には目もくれないぞ、という場合でリソースが十分に確保できるのであれば短期的には無理もできるでしょう。

しかし、そうじゃない限り、ムリのない計画にしておいた方が長続きします。

タイミングを決めて実行するだけ

日課が決まれば、あとは実行するタイミングを決めてやるだけです。タスクリストに加えましょう

目標を達成するための行動ですからかなり重要な行動になります。タイミングとしては1日の早い段階に行うことが理想ですね。

夜だと急な残業が入ったり、飲み会があったりなど予定が流動的になりやすいですし、疲れがたまっているとやる気になりません。

朝であれば邪魔がありませんから、勉強やスポーツをやるには適しています。1日は重要なことからこなしていくというのが基本的なスタンスです。

行動計画を作って目標を達成しよう

「目標を見えるところに貼っておけ」というのはよく聞く言葉ですね。でもそれだけでは不十分で、どうやって達成するのか行動計画を決める必要があります。

今年の目標から今月の目標、今週の目標と逆算していき、最終的に今日の行動を決めて実行していきます

目標から逆算して今日の行動を決めると、ムリがないかどうかわかります。

1日の行動を決めたはいいが、実際にやってみるとどうしても時間の制約がある。そんな場合は、そもそも目標が正しくないか、目標達成に向けた行動以外の部分で無駄がないかなど、現在の自分の状況を見つめ直してみる必要があります。

振り返ってみて、今日の行動を変えることができないか、そもそも目標を変える必要があるのか、達成時期を延ばす必要があるのかなど、いろいろ検討すべきことが出てきます。

当初の計画に縛られることなく、柔軟に変えていくのが行動計画というものです。試行錯誤を繰り返しながら自分の行動をうまくコントロールすることで目標達成することができます。

毎日の行動を積み重ねていきましょう!

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