新型の「11インチiPad Pro」を使い始めてから1週間が経過しました。ホームボタンが廃止されデザインが大きく変わり、Apple Pencilも使いやすくなりました。前の10.5インチiPad Proよりも使いやすい。
今回は「11インチiPad Pro」を1週間使ってみた感想を書いてみたいと思います。
11インチiPad Proを1週間使ってみた感想
僕が購入した「11インチiPad Pro」はシルバーの256GB、Wi-Fiモデルです。僕はシルバーが好きなのでiPhone XSやMacBook ProなどのApple製品はシルバーを使っています。
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スクエアエッジになり持ちやすくなった
僕が一番最初に感じたのが前の「10.5インチiPad Pro」よりも持ちやすくなったこと。
エッジがラウンド型からスクエア型になり、手の平や指と触れる面積が広くなったので安定感が増しました。タブレット端末を持っているというよりも板を持っているといった方が近いですね。この「板感」好き。
ホームボタンがなくなり快適になった
そして一番大きいのがホームボタンがなくなったこと。上下のベゼルが狭くなりオールスクリーンになりました。本体サイズに対してディスプレイの面積が広がるというのはやっぱりいいですね。より画面に集中できます。11インチに少し広がっただけでも、Split Viewが使いやすくなったと感じます。
ホームボタンがなくなるとジェスチャーメインの使い方になります。ロックを解除するときも下からスワイプするだけでいいですし、アプリの終了もホームボタンの代わりに4本指のピンチでオッケー。前はホームボタンの位置に手を運ばしていたのが、ディスプレイだけで完結できるのは大きいですね。
それからアプリの切り替えもホームインジケータを横にスワイプするか、4本指でスワイプすればできます。この4本指で左右にスワイプするのはMacのデスクトップ切り替えと同じ操作になるのでMacとiPad Proで同じ操作になったのはマジで使いやすい。
Apple Pencilが使いやすくなった
新しいApple Pencil(第2世代)はよりミニマルなデザインになり、真っ白な鉛筆という感じになりました。iPad Pro本体に取りつけるだけでペアリングや充電ができるので、ペアリングや充電を気にする必要がなくなりました。
ダブルタップでツールの切り替えができるのでメモを書いていて間違ったときにいちいちディスプレイをタップする必要がなくなり、Apple Pencilだけで消しゴムに切り替えることができます。ディスプレイをタップする頻度が減るのでよりメモ書きがしやくなりました。
ペーパーライクフィルムを貼るとより紙に近い感覚で書くことができます。メモを書くのが楽しい。
▷【11インチiPad Pro】ペーパーライクフィルムはまるで紙のような書き心地
11インチiPad Proの惜しいところ
フリック入力ができない
僕は親指シフトを使っているのでiPad Proではキーボードを使っていないのですが、文字を入力するためにiPhoneと同じフリック入力をしています。
このフリック入力がなぜかできない。キーボード設定の選択に出てきません。Smart Keyboard Folioを使えってことなのかもしれませんが。
「Google」アプリをインストールすれば一応フリック入力はできますが、その場合もキーボードが端っこに寄せられるのでなく画面下半分を占領する形のキーボードになっているので操作はイマイチ。ここらへんはアップデートで改善されたらうれしいですね。それか有料の片手キーボードを入れるかな。
ペーパーライクフィルムを貼ると文字が見にくくなる
これは「11インチiPad Pro」の惜しいところというよりも僕の使い方の問題なのですが、Apple Pencilをより使いやすくするために購入したペーパーライクフィルムですが、ディスプレイに貼ると細かい粒子が散っているような感じで透明感が薄れます。美しくなったディスプレイをあまり堪能できなくなりました。文章を読むときもチラつきがあって少々読みにくいです。
ペーパーライクフィルムがこういうものだということが分かったので、ディスプレイのきれいさと書きやすさはトレードオフなのかもしれませんが、しばらくはペーパーライクフィルムで書きやすさを優先したいと思います。
まとめ:デザインの大幅刷新とApple Pencilの使い勝手の向上
というわけで、「11インチiPad Pro」を1週間使ってみた感想を書いてみました。
ホームボタンがなくなると物理ボタンを押す必要がなく、ジェスチャーだけで操作できるのでより直感的に使えるようになりましたし、iPhoneと操作性が統一されたのでより使い勝手が良くなりましたね。
これが今回「11インチiPad Pro」を購入した理由のひとつでもあります。
Apple Pencilについては、第1世代のApple PencilはLightningで充電するタイプだったので、少し忘れていると充電がなくなっているということもあり、少し使いにくさはありましたが、第2世代のApple Pencilは充電については全く気にする必要がなくなりました。実物のペンと同じ。
まだまだ性能がアップしたことが多いので、これからも「11インチiPad Pro」をガッツリ使っていきたいですね。
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