キャッシュレス時代にふさわしいミニマルな財布「PRESSo」

僕は2020年の終わりに財布を手放しました。現金の受け渡しに疑問を感じ、一気にキャッシュレス化を進めるために思い切ったわけなんですが、意外なことに全く困ることなく日常生活を送れています。ほぼ全ての支払いがiPhoneでできるわけです。

ただし、現金を使う機会を完全なゼロにすることはできず、僕が定期的に通っている歯医者は相変わらず現金のみの会計でした。カバンに診察券と現金を突っ込んで支払うという方法もあるのですが、それはあまりにもスマートではない。

というわけで、小さな財布を探すことにしたんですが、いろいろと探してもどれもピンとくるものがありません。デザインが気にいらなかったり、余計な機能が付いていたり、使っている場面を想像すると手間があって使いにくそうだったり。マネークリップも考えたのですが、紙幣やカードがむき出しになるのがどうも違和感があったりして結局購入には至りませんでした。

そんな中、ついに手を出すことにしたのがdripのキャッシュレス時代の理想の財布である「PRESSo」でした。やはりよく考えて作られているだけあって、手に馴染みやすいデザインで、機能も削ぎ落とされている「最後の財布」にふさわしいものでした。

キャッシュレス時代の財布「PRESSo」

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dripの「PRESSo」はキャッシュレス時代に合わせて最低限のものだけを収納できるようにデサインされているとてもミニマルな財布です。カラーはブラック、アメリカーノ、モカの3色があり、さらに高級な「Noir」というシリーズもあります。僕が購入したのは「ブラック」です。やっぱり黒色の革小物がカッコよくて好きなんですね。

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このように三つ折りのデサインで、この中に紙幣6枚、硬貨6枚、カード6枚入る作りになっています。キャッシュレスを基本としているので、支払いはスマホやカードで、予備で紙幣を使う想定となっていて、硬貨はおつりを入れるために入れる場所が設けられています。

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まず手に取って気づくのはPRESSoの質感が良いこと。熟成レザーといって半年間倉庫で寝かせた革を使っているとのこと。合成皮革などの安っぽい革だと撫でると指が表面を滑るだけなのですが、この熟成レザーは、ほどよい弾力にしっとりとした革がすぐさま手に馴染みます。こういうところがすごく良いなぁと感じます。

そして表面に無駄なロゴや装飾がないミニマルなデザインなのもかなり良いですね。ごちゃごちゃしたデザインが多い財布の中で、このシンプルさはかなり好みです。しかも手の平サイズで、つまめるこの感じがたまらん。

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財布の右側には紙幣を折っていれるようになっています。

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中央は硬貨を入れるところで、上側の3か所にはそれぞれカードが2枚ずつ入ります。

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ただ「使い方」にもあるとおり、最初は革は硬いのでカードは1枚ずつ入れて慣らしていくのが推奨されています。確かに全体的にはまだ「パリッ」とした感じがあるので、ここは焦らずじっくりと使っていきたいところ。

PRESSoを1日使ってみた感想

早速PRESSoを持って出かけてみました。今日は現金を使う場面があるので早速活躍してくれそうです。

コンパクトなサイズなので、カバンの中のポケットに収まりますし、ズボンの前ポケットにも入るので使いやすいですね。カードは問題なく出し入れできましたし、紙幣は折りたたんだのを開く必要がありますが、毎回ではないのでそんなに手間は感じませんでした。

つまずいたのが硬貨でした。今日は街中の駐輪場やコンビニのコピー機を使う機会があったのですが、硬貨を取り出しにくかったです。

そもそもPRESSoの硬貨を入れる部分は、おつりを受け取ってそのまま自宅に持ち帰ることを想定しているので、硬貨を頻繁に取り出すことには向いていません。

なので使いたい硬貨を取り出すのがかなり難しかったです。人指し指を入れて硬貨を出そうとするとポケット破れそうになるので、こういう使い方はおすすめできませんね。複数の種類を入れておく良くないです。もしやるなら100円玉だけにしておくとか、そういう使い方になりそう。そうすればコインパーキングとかで使えそうです。

ちなみにdripには小銭入れの「CHIP」という小さな財布もあります。

それから使っていて気になったのが、そのミニマルなデザインが故に上下を間違えることがありました。パって手に取ったらカードが下向きになっていました。たぶん大丈夫だろうと思いますが、使い込んで緩くなったときにカードや紙幣が落ちないかどうかが心配ですね。こういう財布は横に開きたくなるものですが、PRESSoの使い方としては三つ折りを縦に開くようになっているので、それを習慣づけたいですね。

これだけサイズが小さい財布だと無くすリスクもあります。iPhoneよりも小さいのでふとしたときにポケットから落としたなんてことがあったら目も当てられません。だからある意味で僕は長財布を使ってきたというのもあります。ただ、これに関しては通常の支払いはiPhoneで、緊急なときにカバンからPRESSoを出して使い、会計が終わったらカバンに入れるようにすれば大丈夫そう。ズボンのポケットに入れる習慣はつけない方が無難ですね。

まとめ

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というわけで、これからのキャッシュレス時代にふさわしい財布、dripのPRESSoを紹介しました。しばらく財布無しで生活していたのですが、何かとカードや現金が必要な場面はまだまだあるので、こういった最低限の機能がある財布はキャッシュレス生活には心強いです。しかもデザインが良いので長く使いたいと思える代物になっています。これからはこのPRESSoを使っていきたいと思います。

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