ぼくが愛用する蛍光ペン「マイルドライナー」。
その中に「マイルドグレー」という灰色の蛍光ペンがあります。蛍光ペンといえば、黄色やピンクなど明るい色が多いですが、グレーという珍しい色があります。
しかしながら、正直なところあまり使い道がありませんでした。なぜなら、書籍に引いても目立たないからなんですね。
パッと見たときに目立たないので読み返しにくい。むしろ他の黒い文字の部分と同化しているような感じ。
何か良い使い道はないものかといろいろ試してみたのですが、この「目立たない」というところに着目して、マイルドグレーの良い使い方を見つました。
マイルドグレーの使い方
こんな感じで、書籍にグレーを引いても目立ちません。ここが重要な箇所だと思って線を引いているにもかかわらず、普通にスルーしそうですね。
そこで、目立たないのであれば、目立たないところに線を引けばいいことに気づきました。
消し込むときに使う
例えば、会議の受付をするときに参加者の一覧表から参加者を消し込む場合があったとします。誰が来たのか確認しながら、その人の名前にマークしていく。
来たことが確認できればいいので、あとは来ていない人を確認する必要があるわけです。
そんなときに、グレーを使えば、すでに来た人に関しては確認する必要がなく、誰が来ていないかを知っておけばいいわけです。
▼例えば、こんな感じで一覧があります。
▼こうやってグレーでマーカーをすれば、引いたところよりも引いていない部分の方が目立ちます。なので、人の名前を探しやすくなります。
手帳にも使える
そう考えると手帳にも使えます。終わった日にグレーで線を引けば、今日が何日、何曜日か一目瞭然です。すでに過ぎ去った日は帰ってこないわけです。いいこと言った!
▼カウントダウンする場合など、残りの日数を意識したいときにも使えます。空いている方が目立つので。
目立たせる必要がない部分に引く
蛍光ペンというのは、通常マーカー部分を目立たせるために引くわけですが、このマイルドグレーは引いた部分以外を目立たせることができるわけです。
まさに逆転の発想!
これは新しい使い方ですね。目立たせたくない部分に引く。もしかしたら最初からそういう用途で設計されていたのかもしれませんね。