仕事をやる上で職場環境ってかなり大事だと感じています。
場所が狭くて暗いと、とてもじゃないけど仕事は捗らないでしょうし、逆にキレイで広々としたオフィスだと気持ち良く仕事ができるでしょう。
ですが、現実的には与えられた条件の中で仕事をこなさなければならず、中には職場から支給された道具を使うことがほとんどです。というか、それ以外にはあり得ませんよね。
ですけど、環境や自分が使う道具は直接作業効率に影響しますので、できる限りなんとかしたい。そんな思いから、僕は仕事で使う道具のほとんどを自分で用意しています。
こういうと、かなり気違いというか変人扱いされますし、超人扱いされます。デュアルディスプレイを始めたときは、別の部署から見学者が来たほどです。
そんな感じで、昨年2017年に僕が、職場環境改善、業務効率化のために自腹で購入して良かったモノを10個紹介します。
オカムラ コンテッサ セコンダ
一番インパクトがあったのが、オカムラの「コンテッサ セコンダ」というワーキングチェアです。
マジこれ最高!めっちゃいいです。
普通は、すでにデスクに備え付けてある古いスチールチェアを使っているのですが、座面が固くて長時間座っているとだんだんとお尻が痛くなってきますし、リクライニングもギィィィって感じでぎこちなく、リラックして物事を考えられないんですね。
しかも座面の高さを変えようにも、僕の椅子はボルトが錆び付いていて回せないので高さも変えられない。だからいつも悪い姿勢で仕事をしていたんですね。
これがコンテッサ セコンダにしてからというもの、体と一心同体というかフィットしまくりやがりまして、すごく快適になりました。座面がメッシュなので、夏は涼しいですし、弾力があるので長時間座っていてもお尻が痛くありません。
リクライニングも体の動きに合わせて自然にできるので、体勢にあった角度になります。またヘッドレストも付いているので、体を預けても頭もちゃんと支えてくれます。なので仕事に行き詰まったときなんかはリラックスしやすいんですね。
この椅子のおかげで、仕事をしていて「疲れたなぁ」と感じることが全くなくなりました。
自分で職場に用意するには、明らかに頭がおかしいレベルのモノですが、買って良かったと心の底から思っております。
LG モニター ディスプレイ 27MP89HM-S 27インチ
パソコンモニターも自前で用意しました。しかもデュルディスプレイのために2台も!これもかなり気が狂っているかのように見られます。
LGのモニターはノングレアで、発色が良く、かなり見やすいです。
僕はExcelをガンガンに使っていますし、Wordで文書を作成したり、PDFやWebを閲覧したりします。さらに職場の独自システムを複数使っているので、作業スペースが広ければ広いほど助かります。
27インチだと文字も大きくなりますし、長時間の作業でも目が疲れにくくなりました。
▷27インチディスプレイLG「27MP89HM-S」を買ってみた
エルゴトロン デュアルモニターアーム 横型
デュアルディスプレイを導入するために欠かせないのがモニターアームです。
ディスプレイを2枚置くと、スタンドがあるのでデスクのスペースを圧迫してしまいます。なのでスタンドは外して、モニターアームでディスプレイを宙に浮かせる形にすると場所はとりませんし、デスクの上を有効に活用できます。
このエルゴトロンのモニターアームはスチール製で丈夫なので、2枚設置してもビクともしませんし、可動範囲が広いので、ほぼ自由自在にディスプレイを動かして、自分にフィットする位置にできます。
値段は高めですが、安物を買って後悔するよりは、十分投資するに値します。
ワイヤレストラックボール
僕は右利きですが、仕事でマウスを使うときは左手を使うようにしています。
この方がテンキーを打つときにいちいちマウスから手を離さなくて済みますし、メモするときもペンを持ったままマウスを操作することができるので、いろいろと便利なんですね。
最近はトラックボールが流行りらしく、便利だという声も聞きましたので、左利き用のトラックボールを購入しました。
トラックボールの良いところは、手を動かさなくていいことですね。手を置いておくだけ、親指のみで操作するので、腕が疲れないですし、手の平分のスペースさえあればカーソル操作ができます。
書類などを広げても十分余裕があります。マウスだとある程度のスペースを確保しておかないと、書類とぶつかってしまうので、いちいち気にしていました。
トラックボールを一度使うと、元のマウスには戻れませんね。
サイドデスク
これまたキチガイですが、書類などを保管するいわゆる脇机も自分で購入しました。
以前は、グレーのスチールの脇机を使っていて、錆び付いていて、引き出しもいちいち引っかかりますし、高さもデスクと合っていなかったので、作業しにくかったです。
カグクロのサイドデスクは真っ白なので、デスク周りがシンプルになりますし、気持ち良く仕事ができます。新品だと引き出しもスムーズですし、軽い力でサーと出せるのでとても便利になりました。
ツール管理シート
自動車メーカーのトヨタでは、工場で使う道具は「姿置き」といって、その道具の形に型付けられたところに保管するそうです。
それをオフィスで可能にするのがカウネットの「ツール管理シート」です。これは使う文房具の形に合うように、自分で切り取ることができます。
こうすることで、自分の文房具の定位置を決めることができるので、取り出しやすいですし、収納もしやすいので、モノをなくす心配もありません。
オフィスサンダル
職場でずっと革靴で過ごしていると、だんだんと足が疲れてきますし、臭いも気になるところ。なので、オフィスサンダルは必要不可欠です。足元が開放感があるのと窮屈に感じるのとでは、気持ちが全然違います。
で、僕が購入したのが、CLIOCATSのビジネスシューズというものです。見た目もオフィスに違和感なく溶け込みますし、軽いので歩きやすいですし。開放感もあります。クッション性能も良いので歩きやすいです。これはおすすめです。
ラベルライター
僕の職場はいまだにペーパーレスというわけにはいきません。
なので紙の資料を作ることが多いですが、検索性を上げるためにはインデックスの存在は欠かせません。これがあるのとないのとでは、書類の該当箇所を素早く見つけられるかどうかに大きな違いが生まれます。
結構な頻度でインデックスを用意するのですが、大体書き込む項目って毎回一緒なんですね。なので手書きするのが面倒になってきます。そこで便利なのがラベルライターです。
これだと大量にインデックスを作っておくことができるので、一度やってしまえば、毎回手書きする必要がありません。
キレイに印字してくれるので、見た目も分かりやすいですし、後から見返すときも検索しやすいです。
デスクマット
なぜか僕のデスクのマットは、強化プラスチックのようなものでした。硬いのでデスクとの間に紙の参考資料を挟みにくいですし、一部割れている箇所があって危なかったんです。
これは自分で購入するしかないなと思って購入したのが、コクヨのデスクマットです。これは柔らかいですし、デスクのサイズに合ったものを選べるので,デスクとの一体感も出ます。柔らかいので、書類に文字を書いたりするときも手を傷めませんし、かなり使いやすいです。
カール事務機 穴あけパンチ
紙に穴を開けるときのパンチ。カール事務機のパンチは軽い力で確実に穴を開けることができるので重宝しています。
大抵は一番下にある紙だけに穴が開いてなかったり、中途半端に丸い型だけがついていて、貫通していなかったりすることが多いのですが、このパンチだと確実に穴を開けてくれます。思いっきり力を入れなくてもいいところが便利です。
デザインもシルバーでシンプルなのが好きですね。
▷シンプルでスタイリッシュ。カールのミスターパンチはデスクに置いても映える
まとめ
というわけで、僕が仕事で使っている道具で、会社から支給されているのは、パソコンとデスクだけということになりました。他は全て自前で用意しています。
1日のうち、仕事をしている時間ってかなりのものになります。だからこそ、ここに投資しておくと、自分のお気に入りの道具を使って仕事ができますし、作業効率が全然違います。
投資としてはかなりの金額になるのですが、おかげで仕事をガンガンにこなせるようになりました。人の2倍、3倍の業務量を平気でこなせるようになりました。ちょっとやり過ぎ君な気もしますが。
まぁ、ここまでやる必要は正直ないと思いますし、仕事で使う道具に自腹を切るとか考えられないと思われるかもしれませんが、自分がよく使う道具は自分で用意してみると、愛着が湧きますし、お気に入りの道具を使って仕事をすると楽しくできますよ。